論文の概要: Thermodynamics of hybrid quantum rotor devices
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.08122v2
- Date: Tue, 13 Feb 2024 17:09:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-14 20:06:20.242586
- Title: Thermodynamics of hybrid quantum rotor devices
- Title(参考訳): ハイブリッド量子ロータデバイスの熱力学
- Authors: Heather Leitch, Kenza Hammam, Gabriele De Chiara
- Abstract要約: 量子ロータと相互作用する2つの量子ビットからなるハイブリッド量子デバイスの熱力学について検討する。
熱機関,冷凍機,加速器として機能する装置を同定する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate the thermodynamics of a hybrid quantum device consisting of
two qubits collectively interacting with a quantum rotor and coupled
dissipatively to two equilibrium reservoirs at different temperatures. By
modelling the dynamics and the resulting steady state of the system using a
collision model, we identify the functioning of the device as a thermal engine,
a refrigerator or an accelerator. In addition, we also look into the device's
capacity to operate as a heat rectifier, and optimise both the rectification
coefficient and the heat flow simultaneously. Drawing an analogy to heat
rectification and since we are interested in the conversion of energy into the
rotor's kinetic energy, we introduce the concept of angular momentum
rectification which may be employed to control work extraction through an
external load.
- Abstract(参考訳): 量子回転子と相互作用する2つの量子ビットと、異なる温度で2つの平衡貯留層に散逸的に結合したハイブリッド量子デバイスの熱力学について検討する。
衝突モデルを用いてシステムのダイナミクスと結果として生じる定常状態をモデル化することにより、装置の機能をサーマルエンジン、冷蔵庫、加速器として識別する。
また, 熱整流器としての動作能力についても検討し, 整流係数と熱流の両面を同時に最適化する。
熱整流の類似性を示し, ロータの運動エネルギーへのエネルギー変換に関心を持っていることから, 外部負荷による作業抽出を制御できる角運動量整流の概念を導入する。
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