論文の概要: Bogoliubov Quasiparticles in Superconducting Qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.04366v3
- Date: Thu, 3 Jun 2021 12:48:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-30 03:06:19.259676
- Title: Bogoliubov Quasiparticles in Superconducting Qubits
- Title(参考訳): 超伝導量子ビット中のボゴリューボフ準粒子
- Authors: Leonid I. Glazman, Gianluigi Catelani
- Abstract要約: 回路QEDの3次元キャビティ実装において, 超伝導量子ビットのコヒーレンスは光子放出に伴う損失を減らすことにより劇的に向上した。
コヒーレンスの改善における次のフロンティアには、超伝導準粒子の悪影響の緩和が含まれる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Extending the qubit coherence times is a crucial task in building quantum
information processing devices. In the three-dimensional cavity implementations
of circuit QED, the coherence of superconducting qubits was improved
dramatically due to cutting the losses associated with the photon emission.
Next frontier in improving the coherence includes the mitigation of the adverse
effects of superconducting quasiparticles. In these lectures, we review the
basics of the quasiparticles dynamics, their interaction with the qubit degree
of freedom, their contribution to the qubit relaxation rates, and approaches to
control their effect.
- Abstract(参考訳): 量子コヒーレンス時間の延長は、量子情報処理デバイスを構築する上で重要なタスクである。
回路QEDの3次元キャビティ実装において, 超伝導量子ビットのコヒーレンスは光子放出に伴う損失を減らすことにより劇的に向上した。
次のコヒーレンス改善のフロンティアは、超伝導準粒子の悪影響の緩和を含む。
本稿では,準粒子力学の基礎,量子自由度との相互作用,量子緩和率への寄与,それらの効果を制御するためのアプローチについて概説する。
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