論文の概要: Two-dimensional linear trap array for quantum information processing
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.08085v2
- Date: Mon, 21 Sep 2020 13:11:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-28 20:24:30.305273
- Title: Two-dimensional linear trap array for quantum information processing
- Title(参考訳): 量子情報処理のための2次元線形トラップアレイ
- Authors: Philip C. Holz, Silke Auchter, Gerald Stocker, Marco Valentini, Kirill
Lakhmanskiy, Clemens R\"ossler, Paul Stampfer, Sokratis Sgouridis, Elmar
Aschauer, Yves Colombe, and Rainer Blatt
- Abstract要約: 線形表面トラップの二次元配置に基づくイオン格子量子プロセッサを提案する。
我々の設計では、隣接格子におけるイオンとイオン-格子接続の結合が調整可能である。
工業施設における試作装置の製作について報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present an ion-lattice quantum processor based on a two-dimensional
arrangement of linear surface traps. Our design features a tunable coupling
between ions in adjacent lattice sites and a configurable ion-lattice
connectivity, allowing one, e.g., to realize rectangular and triangular
lattices with the same trap chip. We present detailed trap simulations of a
simplest-instance ion array with $2\times9$ trapping sites and report on the
fabrication of a prototype device in an industrial facility. The design and the
employed fabrication processes are scalable to larger array sizes. We
demonstrate trapping of ions in rectangular and triangular lattices and
demonstrate transport of a $2\times2$ ion-lattice over one lattice period.
- Abstract(参考訳): 本稿では,線形表面トラップの二次元配置に基づくイオン格子量子プロセッサを提案する。
我々の設計では、隣接格子におけるイオン間の可変結合と、構成可能なイオン格子接続が特徴であり、例えば、同じトラップチップで矩形格子と三角形格子を実現できる。
2\times9$トラッピングサイトを有する最も単純なイオンアレイのトラップシミュレーションを行い,工業施設における試作装置の試作について報告する。
設計および採用された製造プロセスは、より大きな配列サイズにスケーラブルである。
矩形格子と三角形格子のイオントラップを実演し, イオン格子を1つの格子周期で2\times2$輸送することを示した。
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