論文の概要: Ultrafast strain-induced charge transport in semiconductor superlattices
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.11969v1
- Date: Thu, 26 Mar 2020 15:07:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-27 20:36:40.320228
- Title: Ultrafast strain-induced charge transport in semiconductor superlattices
- Title(参考訳): 半導体超格子における超高速ひずみ誘起電荷輸送
- Authors: F. Wang, C.L. Poyser, M.T. Greenaway, A.V. Akimov, R.P. Campion, A.J.
Kent, T.M. Fromhold and A.G. Balanov
- Abstract要約: 半導体超格子の電子輸送に及ぼす超音速音響フォノン波束の影響について検討する。
本研究は,ミリ波およびサブミリ波源として,音響駆動型半導体超格子の開発への道を開くものである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We investigate the effect of hypersonic (> 1 GHz) acoustic phonon wavepackets
on electron transport in a semiconductor superlattice. Our quantum mechanical
simulations demonstrate that a GHz train of picosecond deformation strain
pulses propagating through a superlattice can generate current oscillations
whose frequency is several times higher than that of the strain pulse train.
The shape and polarity of the calculated current pulses agree well with
experimentally measured electric signals. The calculations also explain and
accurately reproduce the measured variation of the induced current pulse
magnitude with the strain pulse amplitude and applied bias voltage. Our results
open a route to developing acoustically-driven semiconductor superlattices as
sources of millimetre and sub-millimetre electromagnetic waves.
- Abstract(参考訳): 半導体超格子の電子輸送に及ぼす超音速(>1GHz)音響フォノン波束の影響について検討する。
量子力学的シミュレーションにより,超格子を伝搬するピコ秒変形ひずみパルスのghz列が,ひずみパルス列の周波数数倍の電流振動を発生できることが示されている。
計算された電流パルスの形状と極性は実験的に測定された電気信号とよく一致した。
また, ひずみパルス振幅とバイアス電圧を用いて, 誘導電流パルスの大きさの変動を解析し, 高精度に再現した。
以上の結果から, ミリメートルおよびミリメートル以下の電磁波源として, 音響駆動型半導体超格子の開発への道を開く。
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