論文の概要: Entangling superconducting qubits through an analogue wormhole
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.13309v3
- Date: Fri, 11 Sep 2020 07:03:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-27 12:22:28.255989
- Title: Entangling superconducting qubits through an analogue wormhole
- Title(参考訳): アナログワームホールによる超伝導量子ビットのエンタングル
- Authors: Carlos Sab\'in
- Abstract要約: 2つの超伝導量子ビットをオープンマイクロ波伝送線路に埋め込んだdc-SQUIDアレイに結合する。
超伝導量子ビットによって抽出できる真空絡み合い距離の量はワームホールのパラメータに依存する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose an experimental setup to test the role of curved spacetime on
entanglement extraction from the vacuum of a quantum field to a pair of
artificial atoms. In particular, we consider two superconducting qubits coupled
to a dc-SQUID array embedded into an open microwave transmission line, where a
suitable external bias is able to mimic a spacetime containing a traversable
wormhole. We find that the amount of vacuum entanglement that can be extracted
by the superconducting qubits depends on the parameters of the wormhole. At
some distances qubits that would remain separable in flat spacetime become
entangled due to the presence of the effective wormhole background.
- Abstract(参考訳): 量子場の真空から一対の人工原子への絡み合い抽出における曲面時空の役割をテストする実験的なセットアップを提案する。
特に、2つの超伝導量子ビットをdc-SQUIDアレイに結合してオープンマイクロ波伝送路に埋め込むと、適切な外部バイアスが通過可能なワームホールを含む時空を模倣することができる。
超伝導量子ビットによって抽出できる真空絡み合いの量はワームホールのパラメータに依存することがわかった。
ある距離において、平らな時空で分離可能な量子ビットは、有効なワームホール背景の存在により絡み合うようになる。
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