論文の概要: Violation of TUR in a periodically driven work-to-work converter from
weak to strong dissipation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.02987v2
- Date: Thu, 24 Sep 2020 17:00:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-26 06:05:54.348078
- Title: Violation of TUR in a periodically driven work-to-work converter from
weak to strong dissipation
- Title(参考訳): 周期駆動型ワーク・ツー・ワークコンバータにおけるturの弱-強消散
- Authors: Loris Maria Cangemi, Vittorio Cataudella, Giuliano Benenti, Maura
Sassetti and Giulio De Filippis
- Abstract要約: 本研究では、時間依存の周期的外部場によって駆動される単一量子2レベルシステム(TLS)が作業媒体として機能する等温定常ワーク・トゥ・ワークコンバータのモデルについて検討する。
本稿では,我々の理想量子マシンに対して,熱力学不確実性関係(TUR)に違反するパラメータ範囲が存在することを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study a model of isothermal steady-state work-to-work converter, where a
single quantum two-level system (TLS) driven by time-dependent periodic
external fields acts as the working medium and is permanently put in contact
with a thermal reservoir at fixed temperature $T$. By combining Short-Iterative
Lanczos (SIL) method and analytic approaches, we study the converter
performance in the linear response regime and in a wide range of driving
frequencies, from weak to strong dissipation. We show that for our ideal
quantum machine several parameter ranges exist where a violation of
Thermodynamics Uncertainty Relations (TUR) occurs. We find the violation to
depend on the driving frequency and on the dissipation strength, and we trace
it back to the degree of coherence of the quantum converter. We eventually
discuss the influence of other possible sources of violation, such as
non-Markovian effects during the converter dynamics.
- Abstract(参考訳): 時間依存周期的外部場を駆動する1つの量子2レベル系(tls)が動作媒体として作用し,固定温度t$で熱貯水池と永久に接触する等温定常型ワーク・ツー・ワーク変換器のモデルについて検討した。
短距離Iterative Lanczos (SIL) 法と解析的アプローチを組み合わせることで, 線形応答系および幅広い駆動周波数におけるコンバータ性能を, 弱から強散逸に比較検討する。
本稿では,我々の理想量子マシンに対して,熱力学不確実性関係(TUR)に違反するパラメータ範囲が存在することを示す。
我々は、駆動周波数と発散強度によらず、その違反を量子コンバータのコヒーレンス(コヒーレンス)の程度にまで遡る。
最終的に、コンバータダイナミクス中の非マルコフ効果など、他の違反要因の影響について論じる。
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