論文の概要: On-Chip Multiphoton Entangled States by Path Identity
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.03767v1
- Date: Wed, 8 Apr 2020 01:41:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-25 11:49:50.613378
- Title: On-Chip Multiphoton Entangled States by Path Identity
- Title(参考訳): 経路同定によるオンチップ多光子絡み状態
- Authors: Tianfeng Feng, Xiaoqian Zhang, Yuling Tian, and Qin Feng
- Abstract要約: マルチ光子偏光絡み状態を生成するオンチップ方式を提案する。
オンチップ方式は既存の集積光学技術で実装できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.61694012177079
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Multiphoton entanglement, as a quantum resource, plays an essential role in
linear optical quantum information processing. Krenn et al. (Phys. Rev. Lett.
118, 080401 2017) proposed an innovative scheme that generating entanglement by
path identity, in which two-photon interference (called Hong-Ou-Mandel effect)
is not necessary in experiment. However, the experiments in this scheme have
strict requirements in stability and scalability, which is difficult to be
realized in bulk optics. To solve this problem, in this paper we first propose
an on-chip scheme to generate multi-photon polarization entangled states,
including Greenberger-Horne-Zeilinger (GHZ) states and W states. Moreover, we
also present a class of generalized graphs for W states (odd-number-photon) by
path identity in theory. The on-chip scheme can be implemented in existing
integrated optical technology which is meaningful for multi-party entanglement
distribution in quantum communication networks.
- Abstract(参考訳): 量子資源としての多光子絡み合いは、線形光学量子情報処理において重要な役割を果たす。
Krenn et al. (Phys. Lett. 118, 080401 2017) は、2光子干渉(Hong-Ou-Mandel効果と呼ばれる)が実験で不要となる経路アイデンティティによる絡み合いを生成する革新的なスキームを提案した。
しかし、この方式の実験には安定性とスケーラビリティの厳しい要件があり、バルク光学では実現が困難である。
そこで本稿では,greenberger-horne-zeilinger (ghz) 状態とw状態を含む多光子偏光子絡み状態を生成するオンチップ方式を提案する。
さらに、理論上の経路同一性によるW状態(陰数光子)の一般化グラフのクラスも提示する。
オンチップ方式は、量子通信ネットワークにおけるマルチパーティの絡み合い分布に有意な既存の集積光技術に実装できる。
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