論文の概要: Numerical Calculations of Finite Key Rate for General Quantum Key
Distribution Protocols
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.11865v2
- Date: Wed, 24 Mar 2021 23:13:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-22 06:03:06.244248
- Title: Numerical Calculations of Finite Key Rate for General Quantum Key
Distribution Protocols
- Title(参考訳): 一般量子鍵分布プロトコルにおける有限鍵レートの数値計算
- Authors: Ian George, Jie Lin, and Norbert L\"utkenhaus
- Abstract要約: デバイス依存QKDプロトコルのキーレートを計算するために,既存の信頼性,効率,タイト,汎用的な数値法を拡張した。
この拡張がヒルベルト法の信頼性, 効率, 厳密性をいかに保っているかを説明する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.749120127914018
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Finite key analysis of quantum key distribution (QKD) is an important tool
for any QKD implementation. While much work has been done on the framework of
finite key analysis, the application to individual protocols often relies on
the the specific protocol being simple or highly symmetric as well as
represented in small finite-dimensional Hilbert spaces. In this work, we extend
our pre-existing reliable, efficient, tight, and generic numerical method for
calculating the asymptotic key rate of device-dependent QKD protocols in
finite-dimensional Hilbert spaces to the finite key regime using the security
analysis framework of Renner. We explain how this extension preserves the
reliability, efficiency, and tightness of the asymptotic method. We then
explore examples which illustrate both the generality of our method as well as
the importance of parameter estimation and data processing within the
framework.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布の有限鍵解析(QKD)は、任意のQKD実装において重要なツールである。
有限鍵解析の枠組みで多くの研究がなされているが、個々のプロトコルへの応用は、有限次元ヒルベルト空間で表現されるだけでなく、単純または高対称である特定のプロトコルに依存することが多い。
本研究では, 有限次元ヒルベルト空間におけるデバイス依存QKDプロトコルの漸近鍵レートを, レーナーのセキュリティ分析フレームワークを用いて有限鍵状態に拡張する, 既存の信頼性, 効率的, タイト, 汎用的な数値計算手法を提案する。
本稿では, この拡張が漸近的手法の信頼性, 効率, 厳密性をいかに維持するかを説明する。
次に,本手法の一般性に加えて,パラメータ推定とデータ処理の重要性を示す例を紹介する。
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