論文の概要: Fact-based Dialogue Generation with Convergent and Divergent Decoding
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.03174v2
- Date: Fri, 8 May 2020 00:43:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-12-06 05:04:50.074789
- Title: Fact-based Dialogue Generation with Convergent and Divergent Decoding
- Title(参考訳): 収束とダイバージェントデコーディングによるファクトベース対話生成
- Authors: Ryota Tanaka, Akinobu Lee
- Abstract要約: 本稿では,コンバージェントな思考能力を備えたエンドツーエンドのファクトベース対話システムを提案する。
我々のモデルは、情報的かつ多様な応答を生成できる新しい収束および分岐復号を組み込んでいる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.28438857884398
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Fact-based dialogue generation is a task of generating a human-like response
based on both dialogue context and factual texts. Various methods were proposed
to focus on generating informative words that contain facts effectively.
However, previous works implicitly assume a topic to be kept on a dialogue and
usually converse passively, therefore the systems have a difficulty to generate
diverse responses that provide meaningful information proactively. This paper
proposes an end-to-end fact-based dialogue system augmented with the ability of
convergent and divergent thinking over both context and facts, which can
converse about the current topic or introduce a new topic. Specifically, our
model incorporates a novel convergent and divergent decoding that can generate
informative and diverse responses considering not only given inputs (context
and facts) but also inputs-related topics. Both automatic and human evaluation
results on DSTC7 dataset show that our model significantly outperforms
state-of-the-art baselines, indicating that our model can generate more
appropriate, informative, and diverse responses.
- Abstract(参考訳): 事実に基づく対話生成は、対話コンテキストと事実テキストの両方に基づいて人間のような応答を生成するタスクである。
事実を効果的に含む情報語の生成に焦点をあてる様々な手法が提案された。
しかし,従来の研究では,対話に係わるトピックを暗黙的に仮定し,通常は受動的に会話するので,意味のある情報を提供する多様な応答を生成するのが困難であった。
本稿では,現在話題を会話したり,新たな話題を紹介できる,文脈と事実の両面から収束・分散した思考能力を備えた,エンドツーエンドのファクトベース対話システムを提案する。
具体的には、与えられた入力(コンテキストや事実)だけでなく、入力に関連するトピックも考慮し、情報的かつ多様な応答を生成できる新しい収束および分岐復号を組み込む。
DSTC7データセットの自動評価結果と人的評価結果の両方で、我々のモデルは最先端のベースラインを著しく上回り、我々のモデルはより適切で情報的で多様な応答を生成できることを示している。
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