論文の概要: Experimental free-space quantum secure direct communication and its
security analysis
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.05102v2
- Date: Thu, 3 Sep 2020 08:40:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-20 14:01:40.487297
- Title: Experimental free-space quantum secure direct communication and its
security analysis
- Title(参考訳): 実験的自由空間量子セキュアな直接通信とそのセキュリティ解析
- Authors: Dong Pan, Zaisheng Lin, Jiawei Wu, Zhen Sun, Dong Ruan, Liuguo Yin,
and Guilu Long
- Abstract要約: 単一光子に基づく自由空間量子セキュアダイレクト通信の実験実装について報告する。
平均量子ビット誤り率0.49%$pm$0.27%の10m自由空間上での情報伝送速度500bpsを達成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 9.878296414448316
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report an experimental implementation of free-space quantum secure direct
communication based on single photons. The quantum communication scheme uses
phase encoding, and the asymmetric Mach-Zehnder interferometer is optimized so
as to automatically compensate phase drift of the photons during their
transitions over the free-space medium. An information transmission rate of 500
bps over a 10-meter free space with a mean quantum bit error rate of
0.49%$\pm$0.27% is achieved. The security is analyzed under the scenario that
Eve performs collective attack and photon number splitting collective attack.
Our results show that quantum secure direct communication is feasible in free
space.
- Abstract(参考訳): 単一光子に基づく自由空間量子セキュアダイレクト通信の実験実装について報告する。
量子通信方式は位相符号化を使用し、非対称マッハ・ゼーダー干渉計は自由空間媒体上の遷移中の光子の位相ドリフトを自動的に補償するように最適化される。
平均量子ビット誤り率0.49%$\pm$0.27%の10m自由空間上での情報伝送速度500bpsを達成する。
セキュリティは、eveが集団攻撃とフォトンナンバースプリット集団攻撃を行うというシナリオで分析される。
その結果,自由空間において量子セキュアな直接通信が実現可能であることが示された。
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