論文の概要: Semi-quantum key distribution with single photons in both polarization
and spatial-mode degrees of freedom
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.06813v1
- Date: Fri, 13 May 2022 00:51:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-13 06:52:16.543144
- Title: Semi-quantum key distribution with single photons in both polarization
and spatial-mode degrees of freedom
- Title(参考訳): 偏光および空間モード自由度における単一光子を用いた半量子鍵分布
- Authors: Tian-Yu Ye, Hong-Kun Li, Jia-Li Hu
- Abstract要約: 提案されたSQKDプロトコルは、量子資源として偏光度と空間モード自由度の両方において、単一の光子しか必要としない。
迎撃攻撃、測度攻撃、トロイの木馬攻撃、絡み合い攻撃などイヴの積極的な攻撃に抵抗できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this paper, a novel semi-quantum key distribution (SQKD) protocol is
designed based on single photons in both polarization and spatial-mode degrees
of freedom, which allows to establish a raw key between one quantum communicant
and one classical communicant. The proposed SQKD protocol only adopts one kind
of quantum state as the initial quantum resource. The detailed security
analysis shows that it can resist Eve's active attacks, such as the
intercept-resend attack, the measure-resend attack, the Trojan horse attack and
the entangle-measure attack. The proposed SQKD protocol only needs single
photons in both polarization and spatial-mode degrees of freedom as quantum
resource and employs single-photon measurements. Thus, it has excellent
feasibility, since the preparation and the measurement of a single photon in
both polarization and spatial-mode degrees of freedom can be easily acheived
with present quantum technologies.
- Abstract(参考訳): 本稿では、偏光と空間モード自由度の両方の単一光子に基づく、新しい半量子鍵分布(sqkd)プロトコルを考案し、1つの量子コミュニケートと1つの古典コミュニケートの間の生の鍵を確立する。
提案されたsqkdプロトコルは、初期量子リソースとして1種類の量子状態のみを採用する。
詳細なセキュリティ分析により、インターセプト・リセンド攻撃、測度・リセンド攻撃、トロイの木馬攻撃、エンタングル・アタックといったeveの積極的な攻撃に抵抗できることが示されている。
提案されたSQKDプロトコルは、量子資源として偏光度と空間モード自由度の両方において単一の光子しか必要とせず、単一光子測定を用いる。
したがって、偏光度と空間モード自由度の両方における単一光子の調製と測定は、現在の量子技術で容易に達成できるため、優れた実現性を有する。
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提案したQDプロトコルは、量子資源として偏光度と空間モード自由度の両方において単一の光子しか必要としない。
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