論文の概要: Finite-size security of continuous-variable quantum key distribution
with digital signal processing
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.04661v1
- Date: Mon, 8 Jun 2020 15:03:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-16 06:58:06.724842
- Title: Finite-size security of continuous-variable quantum key distribution
with digital signal processing
- Title(参考訳): ディジタル信号処理による連続可変量子鍵分布の有限サイズセキュリティ
- Authors: Takaya Matsuura, Kento Maeda, Toshihiko Sasaki, and Masato Koashi
- Abstract要約: 本稿では,光パルスの忠実度をヘテロダイン測定によりコヒーレントな状態に推定する方法を提案する。
次に,二相CVQKDプロトコルを構築し,一般コヒーレント攻撃に対する有限鍵サイズ方式の安全性を実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.0499611180329804
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In comparison to conventional discrete-variable (DV) quantum key distribution
(QKD), continuous-variable (CV) QKD with homodyne/heterodyne measurements has
distinct advantages of lower-cost implementation and affinity to wavelength
division multiplexing. On the other hand, its continuous nature makes it harder
to accommodate to practical signal processing, which is always discretized,
leading to lack of complete security proofs so far. Here we propose a tight and
robust method of estimating fidelity of an optical pulse to a coherent state
via heterodyne measurements. We then construct a binary phase modulated CV QKD
protocol and prove its security in the finite-key-size regime against general
coherent attacks, based on proof techniques of DV QKD. Such a complete security
proof achieves a significant milestone in exploiting the benefits of CV QKD.
- Abstract(参考訳): 従来の離散可変(DV)量子鍵分布(QKD)と比較して、ホモダイン/ヘテロダイン測定による連続可変(CV)QKDは、低コストな実装と波長分割多重化に親和性がある。
一方で、その連続性は、常に離散化されている実用的な信号処理に適応することが難しく、これまでのところ完全なセキュリティ証明が欠如している。
本稿では,ヘテロダイン測定による光パルスのコヒーレント状態への忠実度を高精度かつロバストに推定する手法を提案する。
次に、DV QKDの証明手法に基づいて、二相変調CV QKDプロトコルを構築し、その安全性を一般コヒーレント攻撃に対して証明する。
このような完全なセキュリティ証明は、CV QKDの利点を活用する上で重要なマイルストーンを達成している。
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