論文の概要: There is only one time
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.12103v1
- Date: Mon, 22 Jun 2020 09:54:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-13 05:20:06.113077
- Title: There is only one time
- Title(参考訳): 一度しかありません
- Authors: Caterina Foti, Alessandro Coppo, Giulio Barni, Alessandro Cuccoli,
Paola Verrucchi
- Abstract要約: 私たちは、この「時間」と呼ばれるものを認識できるように、物理的なシステムの絵を描きます。
第一の場合ではシュル・オーディンガー方程式、第二の場合ではハミルトン方程式を導出する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 110.83289076967895
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We draw a picture of physical systems that allows us to recognize what is
this thing called "time" by requiring consistency not only with our notion of
time but also with the way time enters the fundamental laws of Physics,
independently of one using a classical or a quantum description. Elements of
the picture are two non-interacting and yet entangled quantum systems, one of
which acting as a clock, and the other one doomed to evolve. The setting is
based on the so called "Page and Wootters (PaW) mechanism", and updates, with
tools from Lie-Group and large-$N$ quantum approaches. The overall scheme is
quantum, but the theoretical framework allows us to take the classical limit,
either of the clock only, or of the clock and the evolving system altogether;
we thus derive the Schr\"odinger equation in the first case, and the Hamilton
equations of motion in the second one. Suggestions about possible links with
general relativity and gravity are also put forward.
- Abstract(参考訳): 我々は、時間の概念だけでなく、古典的あるいは量子的記述を用いるものとは独立に、時間が物理学の基本法則に入る方法にも一貫性を必要とすることによって、この「時間」と呼ばれるものを認識できる物理系の図を描く。
図の要素は相互作用しないが絡み合った2つの量子系であり、そのうちの1つは時計として働き、もう1つは進化する運命にある。
この設定はいわゆる "page and wootters (paw) mechanism" とアップデートに基づいており、li-group と large-n$ の量子アプローチによるツールが含まれている。
全体スキームは量子的であるが、理論的な枠組みにより、時計のみ、あるいは時計と進化系のいずれにおいても古典的な極限を取ることができ、従って、第一のケースではシュル・オーディンガー方程式、第二のケースではハミルトンの運動方程式を導出する。
一般相対性理論と重力の関連性についても提案する。
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