論文の概要: Magnon-exciton proximity coupling at a van der Waals heterointerface
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.14257v2
- Date: Fri, 9 Jul 2021 13:29:34 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-12 20:03:37.978912
- Title: Magnon-exciton proximity coupling at a van der Waals heterointerface
- Title(参考訳): ファンデルワールスヘテロ界面におけるマグノン-励起子近接結合
- Authors: Arnaud Gloppe and Masaru Onga and Ryusuke Hisatomi and Atac Imamoglu
and Yasunobu Nakamura and Yoshihiro Iwasa and Koji Usami
- Abstract要約: 磁性薄膜と原子薄膜半導体との界面におけるマグノン-エキシトン結合を報告する。
我々のアプローチは、イットリウム鉄ガーネット (YIG) フィルムに宿る長寿命マグノンを遷移金属ジアルコゲナイド (MoSe$$) のフレーク中の強結合エキシトンに結合させる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Spin and photonic systems are at the heart of modern information devices and
emerging quantum technologies. An interplay between electron-hole pairs
(excitons) in semiconductors and collective spin excitations (magnons) in
magnetic crystals would bridge these heterogeneous systems, leveraging their
individual assets in novel interconnected devices. Here, we report the
magnon-exciton coupling at the interface between a magnetic thin film and an
atomically-thin semiconductor. Our approach allies the long-lived magnons
hosted in a film of yttrium iron garnet (YIG) to strongly-bound excitons in a
flake of a transition metal dichalcogenide, MoSe$_2$. The magnons induce on the
excitons a dynamical valley Zeeman effect ruled by interfacial exchange
interactions. This nascent class of hybrid system suggests new opportunities
for information transduction between microwave and optical regions.
- Abstract(参考訳): スピンとフォトニックシステムは、現代の情報デバイスや新しい量子技術の中心にある。
半導体の電子ホール対(電子子)と磁性結晶の集団スピン励起(マグノン)の相互作用は、これらの異種系を橋渡しし、新しい相互接続デバイスにおける個々の資産を活用する。
本稿では,磁性薄膜と原子薄膜半導体との界面におけるマグノン-エキシトン結合について報告する。
我々のアプローチは、イットリウム鉄ガーネット (YIG) フィルムに宿る長寿命マグノンを遷移金属ジアルコゲナイド (MoSe$_2$) のフレーク中の強結合励起子に結合させる。
マグノンは界面交換相互作用によって支配される動的谷ゼーマン効果を励起子に誘導する。
この初期のハイブリッドシステムは、マイクロ波と光領域間の情報伝達の新しい機会を示唆している。
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