論文の概要: Entanglement distribution with wavevector-multiplexed quantum memory
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.00538v1
- Date: Wed, 1 Jul 2020 15:03:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-11 23:13:22.049948
- Title: Entanglement distribution with wavevector-multiplexed quantum memory
- Title(参考訳): ウェーブベクトル多重量子メモリによる絡み合い分布
- Authors: Micha{\l} Lipka, Mateusz Mazelanik, Micha{\l} Parniak
- Abstract要約: 本稿では,WV-MUX-QMプラットフォームを用いて,距離を延ばす準決定論的絡み合い生成を実現する。
実測値として,採用ノード数当たりのエンタングルビット (ebit) レートを確立する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Feasible distribution of quantum entanglement over long distances remains a
fundamental step towards quantum secure communication and quantum network
implementations. Quantum repeater nodes based on quantum memories promise to
overcome exponential signal decay inherent to optical implementations of
quantum communication. While performance of current quantum memories hinders
their practical application, multimode solutions with multiplexing can offer
tremendous increase in entanglement distribution rates. We propose to use a
wavevector-multiplexed atomic quantum memory (WV-MUX-QM) as a fundamental block
of a multiplexed quantum repeater architecture. We show the WV-MUX-QM platform
to provide quasi-deterministic entanglement generation over extended distances,
mitigating the fundamental issue of optical loss even with currently available
quantum memory devices, and exceeding performance of repeaterless solutions as
well as other repeater-based protocols such as temporal multiplexing. We
establish the entangled-bit (ebit) rate per number of employed nodes as a
practical figure of merit reflecting the cost-efficiency of larger inter-node
distances.
- Abstract(参考訳): 長距離における量子絡み合いの可能な分布は、量子セキュア通信と量子ネットワークの実装に向けた基本的なステップである。
量子記憶に基づく量子リピータノードは、量子通信の光学的実装に固有の指数関数的信号減衰を克服することを約束する。
現在の量子メモリの性能は現実的な応用を妨げるが、多重化によるマルチモードソリューションは絡み合いの分布率を大幅に増加させることができる。
本稿では、多重化量子リピータアーキテクチャの基本ブロックとしてウェーブベクタ多重化原子量子メモリ(WV-MUX-QM)を提案する。
提案するWV-MUX-QMプラットフォームは,現在利用可能な量子メモリデバイスであっても,光損失の根本的な問題を緩和し,時間多重化などのリピータベースのプロトコルだけでなく,リピータレスソリューションの性能を超越した,拡張距離における準決定論的絡み合い生成を実現する。
我々は,より大きなノード間距離のコスト効率を反映した実測値として,採用ノード数当たりのエンタングルビット(ebit)レートを確立する。
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