論文の概要: Genuine multipartite entanglement is not a precondition for secure
conference key agreement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.11553v2
- Date: Mon, 16 Nov 2020 14:21:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-08 18:28:26.135305
- Title: Genuine multipartite entanglement is not a precondition for secure
conference key agreement
- Title(参考訳): Genuine multipartite entanglementは安全な会議鍵合意の前提条件ではない
- Authors: Giacomo Carrara, Hermann Kampermann, Dagmar Bru{\ss} and Gl\'aucia
Murta
- Abstract要約: 絡み合いは量子鍵分布のセキュリティにおいて重要な役割を果たす。
プロトコルの各ラウンドで、パーティが2つの分離可能な状態を共有しても、ゼロでない会議キーが得られることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Entanglement plays a crucial role in the security of quantum key
distribution. A secret key can only be obtained by two parties if there exists
a corresponding entanglement-based description of the protocol in which
entanglement is witnessed, as shown by Curty et al (2004). Here we investigate
the role of entanglement for the generalization of quantum key distribution to
the multipartite scenario, namely conference key agreement. In particular, we
ask whether the strongest form of multipartite entanglement, namely genuine
multipartite entanglement, is necessary to establish a conference key. We show
that, surprisingly, a non-zero conference key can be obtained even if the
parties share biseparable states in each round of the protocol. Moreover we
relate conference key agreement with entanglement witnesses and show that a
non-zero conference key can be interpreted as a non-linear entanglement witness
that detects a class of states which cannot be detected by usual linear
entanglement witnesses.
- Abstract(参考訳): 絡み合いは量子鍵分布のセキュリティにおいて重要な役割を果たす。
秘密鍵は、Curty et al (2004)に示されているように、絡み合いを目撃するプロトコルに対応する絡み合いに基づく記述が存在する場合にのみ、2つの当事者によって取得できる。
本稿では,量子鍵分布の多部シナリオへの一般化における絡み合いの役割,すなわち会議鍵合意について考察する。
特に、会議キーの確立には、最も強いマルチパーティの絡み合い、すなわち真のマルチパーティの絡み合いが必要かどうかを問う。
意外なことに、プロトコルの各ラウンドでパーティが2つの分離可能な状態を共有しても、非ゼロの会議キーが得られます。
さらに、会議キーアグリーメントを絡み合い証人と関連付け、非ゼロ会議キーを通常の線形絡み合い証人では検出できない状態のクラスを検出する非線形絡み合い証人と解釈できることを示した。
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