論文の概要: Dipole-phonon quantum logic with alkaline-earth monoxide and monosulfide
cations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.09201v1
- Date: Thu, 20 Aug 2020 20:33:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-05 12:07:24.137214
- Title: Dipole-phonon quantum logic with alkaline-earth monoxide and monosulfide
cations
- Title(参考訳): 一酸化アルカリと一硫化物カチオンを用いた双極子フォノン量子論理
- Authors: Michael Mills, Hao Wu, Evan C. Reed, Lu Qi, Kenneth R. Brown,
Christian Schneider, Michael C. Heaven, Wesley C. Campbell, and Eric R.
Hudson
- Abstract要約: 双極子-フォノン量子論理(DPQL)は、極性分子イオンと閉じ込められたイオンクーロン結晶の運動モードとの相互作用を利用する。
DPQL, カチオン性アルカリ-一酸化炭素およびモノスルフィドの候補分子イオンのクラスについて検討した。
本稿では、これらの分子の1つであるCaO$+$に対するDPQL演算の計算を行い、実験的実現に向けた進展について議論する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.562271956139498
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Dipole-phonon quantum logic (DPQL) leverages the interaction between polar
molecular ions and the motional modes of a trapped-ion Coulomb crystal to
provide a potentially scalable route to quantum information science. Here, we
study a class of candidate molecular ions for DPQL, the cationic alkaline-earth
monoxides and monosulfides, which possess suitable structure for DPQL and can
be produced in existing atomic ion experiments with little additional
complexity. We present calculations of DPQL operations for one of these
molecules, CaO$^+$, and discuss progress towards experimental realization. We
also further develop the theory of DPQL to include state preparation and
measurement and entanglement of multiple molecular ions.
- Abstract(参考訳): 双極子-フォノン量子論理(DPQL)は、極性分子イオンと閉じ込められたイオンクーロン結晶の運動モードとの相互作用を利用して、量子情報科学への潜在的にスケーラブルな経路を提供する。
そこで本研究では,dpqlに適した構造を持つカチオン性アルカリ土類一酸化物およびモノスルフィドであるdpqlの候補分子イオンのクラスについて検討した。
これらの分子のうちの1つであるCaO$^+$に対するDPQL演算の計算を行い、実験的実現に向けた進展について議論する。
また,複数の分子イオンの状態調製,測定,絡み合いを含むDPQLの理論も発展させた。
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