論文の概要: Fluorine-based color centers in diamond
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.13385v2
- Date: Wed, 9 Dec 2020 11:50:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-30 18:39:11.734715
- Title: Fluorine-based color centers in diamond
- Title(参考訳): ダイヤモンドのフッ素系色中心
- Authors: S. Ditalia Tchernij, T. L\"uhmann, E. Corte, F. Sardi, F. Picollo, P.
Traina, M. Brajkovic, A. Crnjac, S. Pezzagna, I. P. Degiovanni, E. Moreva, P.
Apr\`a, P. Olivero, Z. Siketi\'c, J. Meijer, M. Genovese, J. Forneris
- Abstract要約: 高純度ダイヤモンド基板の発光特性の創製とキャラクタリゼーションについて報告する。
室温発光発光は、558nmの弱い発光線と600から750nmのスペクトル範囲の強い帯から構成される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report on the creation and characterization of the luminescence properties
of high-purity diamond substrates upon F ion implantation and subsequent
thermal annealing. Their room-temperature photoluminescence emission consists
of a weak emission line at 558 nm and of intense bands in the 600 - 750 nm
spectral range. Characterization at liquid He temperature reveals the presence
of a structured set of lines in the 600 - 670 nm spectral range. We discuss the
dependence of the emission properties of F-related optical centers on different
experimental parameters such as the operating temperature and the excitation
wavelength. The correlation of the emission intensity with F implantation
fluence, and the exclusive observation of the afore-mentioned spectral features
in F-implanted and annealed samples provides a strong indication that the
observed emission features are related to a stable F-containing defective
complex in the diamond lattice.
- Abstract(参考訳): fイオン注入と熱焼鈍による高純度ダイヤモンド基板の発光特性の創出と特性評価について報告する。
室温発光発光は、558nmの弱い発光線と600から750nmのスペクトル範囲の強い帯から構成される。
液体のhe温度でのキャラクタリゼーションは600~670nmのスペクトル範囲で構造化された線の存在を示す。
本稿では,f関連光中心の放射特性の動作温度や励起波長などの異なる実験パラメータ依存性について検討する。
放射強度とf注入フラレンスとの相関、およびf導入およびアニール試料のスペクトル特性の排他的観察は、ダイヤモンド格子中の安定なf含有欠陥複合体と関連していることを示す強い示唆を与える。
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