論文の概要: Toward Real-World BCI: CCSPNet, A Compact Subject-Independent Motor
Imagery Framework
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.13567v3
- Date: Sat, 10 Apr 2021 19:10:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-04-25 04:36:10.655177
- Title: Toward Real-World BCI: CCSPNet, A Compact Subject-Independent Motor
Imagery Framework
- Title(参考訳): 実世界のBCIに向けて:CCSPNet - コンパクトな被写体非依存モータ画像フレームワーク-
- Authors: Mahbod Nouri, Faraz Moradi, Hafez Ghaemi, Ali Motie Nasrabadi
- Abstract要約: 従来の脳-コンピュータインタフェース(BCI)は、使用前に各ユーザーに対して完全なデータ収集、トレーニング、校正フェーズを必要とする。
大規模脳波信号データベースの運動画像(MI)パラダイムを学習するCCSPNetという,新規な主体に依存しないBCIフレームワークを提案する。
提案手法は,ウェーブレット核畳み込みニューラルネットワーク(wkcnn)と時間畳み込みニューラルネットワーク(tcnn)を適用し,脳波信号の多様なスペクトル特性を表現・抽出する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.0741711594051377
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: A conventional brain-computer interface (BCI) requires a complete data
gathering, training, and calibration phase for each user before it can be used.
This preliminary phase is time-consuming and should be done under the
supervision of technical experts commonly in laboratories for the BCI to
function properly. In recent years, a number of subject-independent (SI) BCIs
have been developed. However, there are many problems preventing them from
being used in real-world BCI applications. A weaker performance compared to the
subject-dependent (SD) approach and a relatively large number of model
parameters are the most important ones. Therefore, a real-world BCI application
would greatly benefit from a compact subject-independent BCI framework, ready
to be used immediately after the user puts it on, and suitable for low-power
edge-computing and applications in the emerging area of internet of things
(IoT). In this work, we propose a novel subject-independent BCI framework named
CCSPNet (Convolutional Common Spatial Pattern Network) that is trained on the
motor imagery (MI) paradigm of a large-scale EEG signals database consisting of
400 trials for every 54 subjects performing two-class hand-movement MI tasks.
The proposed framework applies a wavelet kernel convolutional neural network
(WKCNN) and a temporal convolutional neural network (TCNN) in order to
represent and extract the diverse spectral features of EEG signals. The outputs
of the convolutional layers go through a common spatial pattern (CSP) algorithm
for spatial feature extraction. The number of CSP features is reduced by a
dense neural network, and the final class label is determined by a linear
discriminative analysis (LDA). The CCSPNet framework evaluation results show
that it is possible to have a low-power compact BCI that achieves both SD and
SI performance comparable to complex and computationally expensive models.
- Abstract(参考訳): 従来の脳-コンピュータインタフェース(BCI)は、使用前に各ユーザーに対して完全なデータ収集、トレーニング、校正フェーズを必要とする。
この予備段階は時間がかかり、BCIが適切に機能するための実験室で一般的に技術専門家の監督の下で実施されるべきである。
近年,主観非依存型(SI)BCIが多数開発されている。
しかし、現実のBCIアプリケーションでそれらが使われるのを防ぐには多くの問題がある。
主観依存(sd)アプローチに比べて弱い性能と、比較的多くのモデルパラメータが最も重要なものである。
したがって、現実世界のbciアプリケーションは、ユーザがオンするとすぐに使えるコンパクトなサブジェクト非依存のbciフレームワークから大きな恩恵を受け、iot(internet of things)の新興分野における低消費電力エッジコンピューティングやアプリケーションに適している。
本研究では,2段階のハンドムーブメントmiタスクを行う54名の被験者に対して,400回の試行からなる大規模脳波信号データベースの運動画像(mi)パラダイムに基づいて,ccspnet(convolutional common spatial pattern network)と呼ばれる新しい主題非依存型bciフレームワークを提案する。
提案手法は,ウェーブレット核畳み込みニューラルネットワーク(wkcnn)と時間畳み込みニューラルネットワーク(tcnn)を適用し,脳波信号の多様なスペクトル特性を表現・抽出する。
畳み込み層の出力は、空間特徴抽出のための共通空間パターン(CSP)アルゴリズムを介して行われる。
CSP特徴数は高密度ニューラルネットワークにより減少し、最終クラスラベルは線形判別分析(LDA)により決定される。
CCSPNet フレームワークの評価結果から,SD と SI の両性能を複雑で計算コストのかかるモデルに匹敵する低消費電力のコンパクト BCI を持つことが示唆された。
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