論文の概要: Optimizing autonomous thermal machines powered by energetic coherence
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.11572v2
- Date: Mon, 1 Mar 2021 13:46:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-13 19:59:58.296080
- Title: Optimizing autonomous thermal machines powered by energetic coherence
- Title(参考訳): エネルギーコヒーレンスを利用した自律熱機械の最適化
- Authors: Kenza Hammam, Yassine Hassouni, Rosario Fazio, Gonzalo Manzano
- Abstract要約: 小型熱機械の運転時のエネルギーベースにおけるコヒーレンスの影響について検討した。
入力コヒーレンスによって機械の性能が向上し、そうでなければ禁止された体制で動作できることが示される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The characterization and control of quantum effects in the performance of
thermodynamic tasks may open new avenues for small thermal machines working in
the nanoscale. We study the impact of coherence in the energy basis in the
operation of a small thermal machine which can act either as a heat engine or
as a refrigerator. We show that input coherence may enhance the machine
performance and allow it to operate in otherwise forbidden regimes. Moreover,
our results also indicate that, in some cases, coherence may also be
detrimental, rendering optimization of particular models a crucial task for
benefiting from coherence-induced enhancements.
- Abstract(参考訳): 熱力学タスクの性能における量子効果のキャラクタリゼーションと制御は、ナノスケールで働く小さな熱機械の新しい道を開くかもしれない。
熱機関としても冷蔵庫としても機能する小型サーマルマシンの運転におけるエネルギーベースにおけるコヒーレンスの影響について検討した。
入力コヒーレンスによって機械の性能が向上し、そうでなければ禁止された体制で動作できることが示される。
さらに,コヒーレンスが有害である場合や,特定のモデルのレンダリング最適化がコヒーレンスによる拡張の恩恵を受ける上で重要なタスクである場合もあります。
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