論文の概要: Quantum coherence enables hybrid multitask and multisource regimes in autonomous thermal machines
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.16080v2
- Date: Sat, 23 Mar 2024 11:09:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-27 03:17:47.891250
- Title: Quantum coherence enables hybrid multitask and multisource regimes in autonomous thermal machines
- Title(参考訳): 量子コヒーレンスにより自律熱機械におけるマルチタスクとマルチソースのハイブリッド化が可能に
- Authors: Kenza Hammam, Gonzalo Manzano, Gabriele De Chiara,
- Abstract要約: 非平衡効果は熱力学的タスクを行う熱デバイスの性能に大きな影響を及ぼす可能性がある。
本研究は,3端末機を駆動するサーマル貯水池に少量のコヒーレンスが存在することを示し,複合運転モードとハイブリッド運転モードの出現を可能にした。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Non-equilibrium effects may have a profound impact on the performance of thermal devices performing thermodynamic tasks such as refrigeration or heat pumping. The possibility of enhancing the performance of thermodynamic operations by means of quantum coherence is of particular interest but requires an adequate characterization of heat and work at the quantum level. In this work, we demonstrate that the presence of even small amounts of coherence in the thermal reservoirs powering a three-terminal machine, enables the appearance of combined and hybrid modes of operation, where either different resources are combined to perform a single thermodynamic task, or more than one task is performed at the same time. We determine the performance of such coherence-enabled modes of operation obtaining their power and efficiency. In the case of hybrid regimes, the presence of coherence in the hot bath allows for an increase in power while maintaining high efficiencies. On the other hand, in combined regimes, a contrasting behavior emerges whereby coherence has a detrimental impact on power output and efficiency.
- Abstract(参考訳): 非平衡効果は、冷却やヒートポンプといった熱力学的タスクを行う熱デバイスの性能に重大な影響を与える可能性がある。
量子コヒーレンスによる熱力学的操作の性能向上の可能性は特に興味深いが、熱を適切に評価し、量子レベルでの作業が必要である。
本研究では,三段式機械を駆動する熱貯水池に少量のコヒーレンスが存在することにより,異なる資源を組み合わせて1つの熱力学的タスクを行う,あるいは複数のタスクを同時に実行する,複合およびハイブリッドな動作モードの出現を可能にすることを実証する。
我々は,これらのコヒーレンス対応動作モードの性能を,そのパワーと効率を得るために決定する。
ハイブリッドレジームの場合、高温浴におけるコヒーレンスの存在は、高効率を維持しながら、電力の増大を可能にする。
一方、コントラストのある行動が出現すると、コヒーレンスは出力と効率に有害な影響を及ぼす。
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