論文の概要: Single-shot discrimination of coherent states beyond the standard
quantum limit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.01058v2
- Date: Sat, 15 May 2021 09:14:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-13 02:47:11.757923
- Title: Single-shot discrimination of coherent states beyond the standard
quantum limit
- Title(参考訳): 標準量子限界を超えたコヒーレント状態の単一ショット識別
- Authors: G.S. Thekkadath, S. Sempere-Llagostera, B.A. Bell, R.B. Patel, M.S.
Kim, I.A. Walmsley
- Abstract要約: 本研究では,光子数レ検出器である遷移端センサを用いて,2相シフトコヒーレント状態をテレコム波長で判別する。
我々は、標準量子限界(解法)を最大7.7dBまで無条件で超えるビット誤り確率を達成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The discrimination of coherent states is a key task in optical communication
and quantum key distribution protocols. In this work, we use a
photon-number-resolving detector, the transition-edge sensor, to discriminate
binary-phase-shifted coherent states at a telecom wavelength. Owing to its
dynamic range and high efficiency, we achieve a bit error probability that
unconditionally exceeds the standard quantum limit (SQL) by up to 7.7 dB. The
improvement to the SQL persists for signals containing up to approximately
seven photons on average and is achieved in a single shot (i.e. without
measurement feedback), thus making our approach compatible with larger
bandwidths.
- Abstract(参考訳): コヒーレント状態の識別は光通信や量子鍵分布プロトコルにおいて重要な課題である。
本研究では,光子数分解検出器である遷移端センサを用いて,2相シフトコヒーレント状態をテレコム波長で識別する。
そのダイナミックレンジと高効率のため、無条件で標準量子限界(SQL)を超えるビットエラー確率を最大7.7dBまで達成する。
SQLの改善は、平均して7個の光子を含む信号に対して持続し、単一のショット(つまり計測フィードバックなしで)で達成されるため、我々のアプローチはより大きな帯域幅と互換性がある。
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