論文の概要: Experimental demonstration of a quantum receiver beating the standard
quantum limit at the telecom wavelength
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.05902v2
- Date: Mon, 11 May 2020 01:54:10 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-11 00:40:02.319274
- Title: Experimental demonstration of a quantum receiver beating the standard
quantum limit at the telecom wavelength
- Title(参考訳): 通信波長における標準量子限界を破る量子受信機の実験的実証
- Authors: Shuro Izumi, Jonas S. Neergaard-Nielsen, Shigehito Miki, Hirotaka
Terai, Ulrik L. Andersen
- Abstract要約: 我々は、従来の量子境界をテレコム波長で打ち負かす受信機を実験的に実証した。
受信機は、変位動作、単一光子カウンタ、リアルタイム適応動作からなる。
本技術は, 長距離鍵分布, 有効量子状態推定に有効であると考えられる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Discrimination of coherent states beyond the standard quantum limit (SQL) is
an important tasknot only for quantum information processing but also for
optical coherent communication. In orderto optimize long distance optical fiber
networks, it is of practical importance to develop a quantumreceiver beating
the SQL and approaching the quantum bound at telecom wavelength. In this
paper,we experimentally demonstrate a receiver beating the conventional SQL at
telecom wavelength. Ourreceiver is composed of a displacement operation, a
single photon counter and a real time adaptivefeedback operation. By using a
high performance single photon detector operating at the telecomwavelength, we
achieve a discrimination error beyond the SQL. The demonstration in the
telecomband provides the first step important towards quantum and classical
communication beyond theSQL using a coherent state alphabet, and we envision
that the technology can be used for long-distance quantum key distribution,
effective quantum state preparation and quantum estimation.
- Abstract(参考訳): 標準量子限界(sql)を超えるコヒーレント状態の識別は、量子情報処理だけでなく、光コヒーレント通信においても重要なタスクである。
遠距離光ファイバーネットワークを最適化するためには、SQLを叩き、テレコム波長で量子境界に近づく量子受信器を開発することが実際重要である。
本稿では,従来のSQLをテレコム波長で打ち負かす受信機を実験的に実証する。
ourreceiverは変位演算、単一フォトンカウンタ、リアルタイムアダプティブフィードバック演算で構成されている。
テレコム波長で動作する高性能単一光子検出器を用いることで,SQL以外の識別誤差を実現する。
テレコンバンドにおける実証は、コヒーレントな状態アルファベットを用いたSQL以外の量子および古典的な通信において重要な第一歩であり、この技術が長距離量子鍵分布、効率的な量子状態準備、量子推定に利用できることを想定する。
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