論文の概要: Quantum detector tomography of a high dynamic-range superconducting
nanowire single-photon detector
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.11596v2
- Date: Mon, 19 Apr 2021 15:32:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-10 03:44:39.621681
- Title: Quantum detector tomography of a high dynamic-range superconducting
nanowire single-photon detector
- Title(参考訳): 高ダイナミックレンジ超伝導ナノワイヤ単光子検出器の量子検出器トモグラフィー
- Authors: Timon Schapeler, Jan Philipp Hoepker and Tim J. Bartley
- Abstract要約: 超伝導ナノワイヤ単光子検出器(SNSPD)の多重化方式による量子検出器トモグラフィーの実証と検証を行った。
我々は,この装置の正の演算子値尺度(POVM)を低光子数系で再構成し,抽出したパラメータを用いてPOVMを示す。
本研究は,大規模SNSPDデバイスの信頼性の高い量子記述が可能であり,他の多重化構成に適用可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We demonstrate and verify quantum detector tomography of a superconducting
nanowire single-photon detector (SNSPD) in a multiplexing scheme which permits
measurement of up to 71000 photons per input pulse. We reconstruct the positive
operator valued measure (POVM) of this device in the low photon-number regime,
and use the extracted parameters to show the POVMs spanning the whole dynamic
range of the device. We verify this by finding the mean photon number of a
bright state. Our work shows that a reliable quantum description of large-scale
SNSPD devices is possible, and should be applicable to other multiplexing
configurations.
- Abstract(参考訳): 超伝導ナノワイヤ単光子検出器(SNSPD)の量子検出器トモグラフィーを,最大71000光子を入力パルス毎に測定できる多重化方式で実証し,検証した。
我々は、このデバイスの正の演算子値測度(POVM)を低光子数系で再構成し、抽出したパラメータを用いて、デバイス全体の動的範囲にまたがるPOVMを示す。
我々は、明るい状態の平均光子数を見つけることによってこれを検証する。
本研究は,大規模SNSPDデバイスの信頼性の高い量子記述が可能であり,他の多重化構成に適用可能であることを示す。
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