論文の概要: Quantum optics of soliton microcombs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.10517v1
- Date: Thu, 18 Mar 2021 20:51:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-07 18:38:56.957019
- Title: Quantum optics of soliton microcombs
- Title(参考訳): ソリトンマイクロコンボの量子光学
- Authors: Melissa A. Guidry, Daniil M. Lukin, Ki Youl Yang, Rahul Trivedi,
Jelena Vu\v{c}kovi\'c
- Abstract要約: 炭化ケイ素マイクロ共振器におけるソリトンマイクロコームの基礎量子過程について検討した。
ソリトンの安定な時間格子は、任意のコヒーレント光の混合から、閾値以下のガウス状態の多重モードを分離できることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Soliton microcombs -- phase-locked microcavity frequency combs -- have become
the foundation of several classical technologies in integrated photonics,
including spectroscopy, LiDAR, and optical computing. Despite the predicted
multimode entanglement across the comb, experimental study of the quantum
optics of the soliton microcomb has been elusive. In this work, we use
second-order photon correlations to study the underlying quantum processes of
soliton microcombs in an integrated silicon carbide microresonator. We show
that a stable temporal lattice of solitons can isolate a multimode
below-threshold Gaussian state from any admixture of coherent light, and
predict that all-to-all entanglement can be realized for the state. Our work
opens a pathway toward a soliton-based multimode quantum resource.
- Abstract(参考訳): 位相同期マイクロキャビティ周波数コムのソリトン・マイクロコムは、分光法、LiDAR、光コンピューティングなど、いくつかの古典的な技術の基礎となっている。
予測されたマルチモードの絡み合いにもかかわらず、ソリトン・マイクロコムの量子光学の実験は明らかにされている。
本研究では,二階光子相関を用いて,シリコン炭化物マイクロ共振器におけるソリトンマイクロコンブの量子過程の研究を行う。
ソリトンの安定な時間格子は、コヒーレント光の任意の混和から、threshold gaussian状態のマルチモードを分離することができ、その状態に対して全対全の絡み合いを実現できることを予測できる。
我々の研究はソリトンベースのマルチモード量子資源への道を開く。
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