論文の概要: A squeezed quantum microcomb on a chip
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.03380v1
- Date: Thu, 4 Mar 2021 23:13:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-09 02:10:33.130988
- Title: A squeezed quantum microcomb on a chip
- Title(参考訳): チップ上の圧縮量子マイクロコンブ
- Authors: Zijiao Yang, Mandana Jahanbozorgi, Dongin Jeong, Shuman Sun, Olivier
Pfister, Hansuek Lee, Xu Yi
- Abstract要約: シリコンチップ上のシリカマイクロ共振器において, 決定論的量子マイクロコムを示す。
量子マイクロコムの周波数等距離を特徴付けるために高分解能分光計測法を開発した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The optical microresonator-based frequency comb (microcomb) provides a
versatile platform for nonlinear physics studies and has wide applications
ranging from metrology to spectroscopy. Deterministic quantum regime is an
unexplored aspect of microcombs, in which unconditional entanglements among
hundreds of equidistant frequency modes can serve as critical ingredients to
scalable universal quantum computing and quantum networking. Here, we
demonstrate a deterministic quantum microcomb in a silica microresonator on a
silicon chip. 40 continuous-variable quantum modes, in the form of 20
simultaneously two-mode squeezed comb pairs, are observed within 1 THz optical
span at telecommunication wavelengths. A maximum raw squeezing of 1.6 dB is
attained. A high-resolution spectroscopy measurement is developed to
characterize the frequency equidistance of quantum microcombs. Our
demonstration offers the possibility to leverage deterministically generated,
frequency multiplexed quantum states and integrated photonics to open up new
avenues in fields of spectroscopy, quantum metrology, and scalable quantum
information processing.
- Abstract(参考訳): 光マイクロ共鳴器ベースの周波数コム(microcomb)は、非線形物理学研究のための汎用プラットフォームを提供し、メトロロジーから分光まで幅広い応用がある。
決定論的量子状態(Deterministic quantum regime)は、何百もの等価周波数モードの間の無条件の絡み合いが、スケーラブルな普遍量子コンピューティングや量子ネットワークにとって重要な要素となる、マイクロコムの未発見の側面である。
ここでは、シリコンチップ上のシリカマイクロ共振器において決定論的量子マイクロコンブを示す。
連続変動可能な40の量子モードは、通信波長で1thzの光スパン内で20個の2モードのスクイーズドコム対の形で観測される。
1.6dBの最大原料スクイーズが得られる。
量子マイクロコムの周波数等距離を特徴付けるために高分解能分光計測法を開発した。
実験では, 周波数多重量子状態と集積光学を活用し, 分光, 量子計測, スケーラブルな量子情報処理の分野における新たな道を開拓する可能性を示す。
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