論文の概要: Spectrally-resolved four-photon interference of time-frequency entangled
photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.05655v1
- Date: Mon, 12 Apr 2021 17:25:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-04 01:42:49.305095
- Title: Spectrally-resolved four-photon interference of time-frequency entangled
photons
- Title(参考訳): 時間周波数エンタングル光子のスペクトル分解4光子干渉
- Authors: Sofiane Merkouche, Val\'erian Thiel, and Brian J. Smith
- Abstract要約: 我々は2対の時間周波数絡み合った光子から生じる位相非感受性スペクトル分解干渉の挙動を解析した。
我々の分析は、時間周波数の絡み合いとスペクトル分解したベル状態測定を用いて、何が達成できるかを徹底的に探究するものである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Pairs of photons entangled in their time-frequency degree of freedom are of
great interest in quantum optics research and applications, due to their
relative ease of generation and their high capacity for encoding information.
Here we analyze, both theoretically and experimentally, the behavior of
phase-insensitive spectrally-resolved interferences arising from two pairs of
time-frequency entangled photons. At its core, this is a multimode entanglement
swapping experiment, whereby a spectrally resolved joint measurement on the
idler photons from both pairs results in projecting the signal photons onto a
Bell state whose form depends on the measurement outcome. Our analysis is a
thorough exploration of what can be achieved using time-frequency entanglement
and spectrally-resolved Bell-state measurements.
- Abstract(参考訳): 時間周波数自由度で絡み合った光子のペアは、生成の比較的容易さと情報を符号化する高い能力のため、量子光学の研究や応用に大きな関心を持っている。
ここでは,2対の時間周波数絡み合い光子から生じる位相非感受性スペクトル分解干渉の挙動を理論的および実験的に解析する。
その核となるのがマルチモードの絡み合い交換実験であり、両方のペアからアイドラー光子をスペクトル分解したジョイント測定により、信号光子が測定結果に依存するベル状態へと投影される。
我々の分析は、時間周波数の絡み合いとスペクトル分解したベル状態測定を用いて、何が達成できるかを徹底的に探究するものである。
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