論文の概要: Receiver-Device-Independent Quantum Key Distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.14574v3
- Date: Wed, 18 May 2022 08:14:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-02 01:50:43.845471
- Title: Receiver-Device-Independent Quantum Key Distribution
- Title(参考訳): 受信デバイス非依存量子鍵分布
- Authors: Marie Ioannou, Maria Ana Pereira, Davide Rusca, Fadri Gr\"unenfelder,
Alberto Boaron, Matthieu Perrenoud, Alastair A. Abbott, Pavel Sekatski,
Jean-Daniel Bancal, Nicolas Maring, Hugo Zbinden, Nicolas Brunner
- Abstract要約: 非対称な信頼度を持つ準備・測定設定で量子鍵分布のプロトコルを提案する。
プロトコルは、ブラインド攻撃のような受信機のデバイスに対する攻撃に対して免疫がある。
本報告では、主に市販の機器と高効率超伝導ナノワイヤ検出器の実証実験を報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present protocols for quantum key distribution in a prepare-and-measure
setup with an asymmetric level of trust. While the device of the sender (Alice)
is partially characterized, the receiver's (Bob's) device is treated as a
black-box. The security of the protocols is based on the assumption that
Alice's prepared states have limited overlaps, but no explicit bound on the
Hilbert space dimension is required. The protocols are immune to attacks on the
receiver's device, such as blinding attacks. The users can establish a secret
key while continuously monitoring the correct functioning of their devices
through observed statistics. We report a proof-of-principle demonstration,
involving mostly off-the-shelf equipment, as well as a high-efficiency
superconducting nanowire detector. A positive key rate is demonstrated over a
4.8 km low-loss optical fiber with finite-key analysis. The prospects of
implementing these protocols over longer distances is discussed.
- Abstract(参考訳): 非対称な信頼度を持つ準備・測定設定で量子鍵分布のプロトコルを提案する。
送信者(アリス)の装置は部分的に特徴付けられるが、受信者(ボブ)の装置はブラックボックスとして扱われる。
プロトコルのセキュリティは、アリスの用意された状態が限定的な重複を持つという仮定に基づいているが、ヒルベルト空間次元の明示的な境界は必要ない。
プロトコルは、ブラインド攻撃のような受信機のデバイスへの攻撃に免疫がある。
ユーザは、観測された統計を通じてデバイスの正しい機能を監視しながら、シークレットキーを確立することができる。
本報告では,主に市販の機器と高効率超伝導ナノワイヤ検出器の実証実験を行った。
有限キー解析による4.8km低損失光ファイバー上で正の鍵レートが示される。
これらのプロトコルを長距離で実装する可能性について論じる。
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