論文の概要: Experimental Implementation of A Quantum Zero-Knowledge Proof for User
Authentication
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.09521v1
- Date: Wed, 17 Jan 2024 19:00:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-19 18:42:54.423937
- Title: Experimental Implementation of A Quantum Zero-Knowledge Proof for User
Authentication
- Title(参考訳): ユーザ認証のための量子ゼロ知識証明の実験的実装
- Authors: Marta I. Garcia-Cid, Dileepsai Bodanapu, Alberto Gatto, Paolo
Martelli, Vicente Martin and Laura Ortiz
- Abstract要約: アイデンティティ認証のための新しい対話型量子ゼロ知識プロトコルを提案し、実証した。
プロトコル設計は、事前共有された秘密を知っている検証者及び証明者を含み、証明の受理又は拒否は量子ビット誤り率によって決定される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.39845810840390733
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A new interactive quantum zero-knowledge protocol for identity authentication
implementable in currently available quantum cryptographic devices is proposed
and demonstrated. The protocol design involves a verifier and a prover knowing
a pre-shared secret, and the acceptance or rejection of the proof is determined
by the quantum bit error rate. It has been implemented in modified Quantum Key
Distribution devices executing two fundamental cases. In the first case, all
players are honest, while in the second case, one of the users is a malicious
player. We demonstrate an increase of the quantum bit error rate around 25% in
the latter case compared to the case of honesty. The protocol has also been
validated for distances from a back-to-back setup to more than 60 km between
verifier and prover. The security and robustness of the protocol has been
analysed, demonstrating its completeness, soundness and zero-knowledge
properties.
- Abstract(参考訳): 現在利用可能な量子暗号デバイスで実装可能なid認証のための新しい対話型量子ゼロ知識プロトコルの提案と実証を行った。
プロトコル設計は、事前共有された秘密を知っている検証者及び証明者を含み、証明の受理又は拒否は量子ビット誤り率によって決定される。
これは2つの基本的なケースを実行する修正量子鍵分配装置で実装されている。
第1のケースでは、すべてのプレイヤーが正直であり、第2のケースでは、ユーザーの一人が悪意のあるプレイヤーである。
本研究では,後者の場合と比較して,量子ビット誤り率の25%程度の増加を示す。
このプロトコルは、バック・ツー・バックのセットアップから検証者と証明者の間の60km以上の距離でも検証されている。
プロトコルのセキュリティとロバスト性は分析され、完全性、健全性、ゼロ知識特性を示している。
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