論文の概要: Quasiparticle tunneling and 1/f charge noise in ultrastrongly coupled
superconducting qubit and resonator
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.01669v2
- Date: Thu, 2 Dec 2021 07:28:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-27 23:29:21.594217
- Title: Quasiparticle tunneling and 1/f charge noise in ultrastrongly coupled
superconducting qubit and resonator
- Title(参考訳): 超強結合超伝導量子ビット・共振器における準粒子トンネルと1/f帯電ノイズ
- Authors: Akiyoshi Tomonaga, Hiroto Mukai, Fumiki Yoshihara, and Jaw-Shen Tsai
- Abstract要約: 超強結合超伝導量子ビット・共振器における異常二分割スペクトルとその分割幅変動を実験的に報告した。
ラビモデルと回路モデルハミルトニアンの分析から、フラックスキュービットの島々における準粒子トンネルによる離散電荷ホップと連続バックグラウンド電荷揺らぎにより、二重分割スペクトルと分割幅ゆらぎが引き起こされることが判明した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report an experimentally observed anomalous doubly split spectrum and its
split-width fluctuation in an ultrastrongly coupled superconducting qubit and
resonator. From an analysis of Rabimodel and circuit model Hamiltonians, we
found that the doubly split spectrum and split-width fluctuation are caused by
discrete charge hops due to quasiparticle tunnelings and a continuous
background charge fluctuation in islands of a flux qubit. During 70 hours in
the spectrum measurement, split width fluctuates but the middle frequency of
the split is constant. This result indicates that quasiparticles in our device
seem mainly tunnel one particular junction. The background offsetcharge
obtained from split width has the 1/f noise characteristic.
- Abstract(参考訳): 超強結合超伝導量子ビットと共振器の異常2重分割スペクトルとそのスプリット幅ゆらぎを実験的に観測した。
ラビモデルと回路モデルハミルトニアンの解析から,2重スプリットスペクトルとスプリット幅ゆらぎは準粒子トンネルによる離散電荷ホップとフラックス量子ビットの島における連続的な背景電荷ゆらぎによって引き起こされることがわかった。
スペクトル測定の70時間の間、分割幅は変動するが、分割の中間周波数は一定である。
この結果は、デバイス内の準粒子は、主に1つの特定の接合をトンネルしているように見えることを示している。
スプリット幅から得られる背景オフセットチャージは1/fノイズ特性を有する。
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