論文の概要: Self-Supervised Learning of Event-Based Optical Flow with Spiking Neural
Networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.01862v1
- Date: Thu, 3 Jun 2021 14:03:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-06-04 12:25:18.436218
- Title: Self-Supervised Learning of Event-Based Optical Flow with Spiking Neural
Networks
- Title(参考訳): スパイクニューラルネットワークを用いたイベントベース光流れの自己教師付き学習
- Authors: Federico Paredes-Vall\'es, Jesse Hagenaars, Guido de Croon
- Abstract要約: ニューロモルフィックコンピューティングの大きな課題は、従来の人工ニューラルネットワーク(ANN)の学習アルゴリズムがスパイクニューラルネットワーク(SNN)に直接転送されないことである。
本稿では,イベントベースカメラ入力からの光フロー推定における自己教師型学習問題に着目した。
提案するANNとSNNの性能は,自己教師型で訓練された現在の最先端のANNと同等であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.7384509727711923
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Neuromorphic sensing and computing hold a promise for highly energy-efficient
and high-bandwidth-sensor processing. A major challenge for neuromorphic
computing is that learning algorithms for traditional artificial neural
networks (ANNs) do not transfer directly to spiking neural networks (SNNs) due
to the discrete spikes and more complex neuronal dynamics. As a consequence,
SNNs have not yet been successfully applied to complex, large-scale tasks. In
this article, we focus on the self-supervised learning problem of optical flow
estimation from event-based camera inputs, and investigate the changes that are
necessary to the state-of-the-art ANN training pipeline in order to
successfully tackle it with SNNs. More specifically, we first modify the input
event representation to encode a much smaller time slice with minimal explicit
temporal information. Consequently, we make the network's neuronal dynamics and
recurrent connections responsible for integrating information over time.
Moreover, we reformulate the self-supervised loss function for event-based
optical flow to improve its convexity. We perform experiments with various
types of recurrent ANNs and SNNs using the proposed pipeline. Concerning SNNs,
we investigate the effects of elements such as parameter initialization and
optimization, surrogate gradient shape, and adaptive neuronal mechanisms. We
find that initialization and surrogate gradient width play a crucial part in
enabling learning with sparse inputs, while the inclusion of adaptivity and
learnable neuronal parameters can improve performance. We show that the
performance of the proposed ANNs and SNNs are on par with that of the current
state-of-the-art ANNs trained in a self-supervised manner.
- Abstract(参考訳): ニューロモルフィックセンシングと計算は、高エネルギー効率で高帯域幅のセンサー処理を約束する。
ニューロモルフィックコンピューティングの大きな課題は、従来の人工知能ニューラルネットワーク(ANN)の学習アルゴリズムが、離散スパイクとより複雑な神経力学のためにスパイキングニューラルネットワーク(SNN)に直接転送されないことである。
その結果、SNNは複雑な大規模タスクにはまだ適用されていない。
本稿では,イベントベースのカメラ入力からの光フロー推定の自己教師あり学習問題に着目し,snsでそれに取り組むために,最先端のannトレーニングパイプラインに必要な変化について検討する。
より具体的には、入力イベント表現を変更して、最小限の時間情報で、はるかに小さな時間スライスをエンコードする。
その結果、ネットワークの神経力学と繰り返し接続を、時間とともに情報を統合することに責任を負わせる。
さらに,その凸性を改善するために,イベントベース光流の自己教師損失関数を再構成する。
提案したパイプラインを用いて,様々な種類の繰り返しANNとSNNを用いて実験を行う。
SNNについて,パラメータ初期化や最適化,代理勾配形状,適応ニューロン機構などの要素の影響について検討する。
適応性と学習可能な神経パラメータが組み合わさることで、学習性能が向上する一方、初期化と補助勾配幅はスパース入力による学習を可能にする上で重要な役割を果たす。
提案するANNとSNNの性能は,自己教師型で訓練された現在の最先端のANNと同等であることを示す。
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