論文の概要: Quantum Software Development Lifecycle
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.09323v1
- Date: Thu, 17 Jun 2021 08:41:26 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 10:58:41.461766
- Title: Quantum Software Development Lifecycle
- Title(参考訳): 量子ソフトウェア開発ライフサイクル
- Authors: Benjamin Weder, Johanna Barzen, Frank Leymann, Daniel Vietz
- Abstract要約: この章では、通常量子アプリケーションを構成するソフトウェアアーチファクトを分析し、それらのライフサイクルを提示する。
さまざまなライフサイクル間の接続点を特定し、それらを全体的な量子ソフトウェア開発ライフサイクルに統合する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.4588028371034407
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: With recent advances in the development of more powerful quantum computers,
the research area of quantum software engineering is emerging, having the goal
to provide concepts, principles, and guidelines to develop high-quality quantum
applications. In classical software engineering, lifecycles are used to
document the process of designing, implementing, maintaining, analyzing, and
adapting software. Such lifecycles provide a common understanding of how to
develop and operate an application, which is especially important due to the
interdisciplinary nature of quantum computing. Since today`s quantum
applications are, in most cases, hybrid, consisting of quantum and classical
programs, the lifecycle for quantum applications must involve the development
of both kinds of programs. However, the existing lifecycles only target the
development of quantum or classical programs in isolation. Additionally, the
various programs must be orchestrated, e.g., using workflows. Thus, the
development of quantum applications also incorporates the workflow lifecycle.
In this chapter, we analyze the software artifacts usually comprising a quantum
application and present their corresponding lifecycles. Furthermore, we
identify the points of connection between the various lifecycles and integrate
them into the overall quantum software development lifecycle. Therefore, the
integrated lifecycle serves as a basis for the development and execution of
hybrid quantum applications.
- Abstract(参考訳): 近年、より強力な量子コンピュータの開発が進み、量子ソフトウェア工学の研究分野が登場し、高品質な量子アプリケーションを開発するための概念、原則、ガイドラインを提供することが目標となっている。
古典的なソフトウェア工学では、ライフサイクルはソフトウェアの設計、実装、保守、分析、適応のプロセスの文書化に使われる。
このようなライフサイクルは、量子コンピューティングの分野間の性質のために特に重要なアプリケーションの開発と運用方法の共通理解を提供する。
今日の量子応用は、ほとんどの場合、量子プログラムと古典プログラムからなるハイブリッドであるので、量子応用のライフサイクルは、両方のプログラムの開発を伴わなければならない。
しかし、既存のライフサイクルは独立した量子プログラムや古典プログラムの開発だけを対象としている。
さらに、様々なプログラムを、例えばワークフローを使って編成する必要がある。
したがって、量子アプリケーションの開発にはワークフローライフサイクルも組み込まれている。
本章では、通常量子アプリケーションを構成するソフトウェアアーチファクトを分析し、対応するライフサイクルを示す。
さらに、様々なライフサイクル間の接続ポイントを特定し、それらを全体的な量子ソフトウェア開発ライフサイクルに統合する。
したがって、統合ライフサイクルはハイブリッド量子アプリケーションの開発と実行の基盤となる。
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