論文の概要: Telefilters, telemirrors, and causality
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.09926v1
- Date: Fri, 18 Jun 2021 05:38:34 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 08:33:10.318035
- Title: Telefilters, telemirrors, and causality
- Title(参考訳): テレフィルター、テレミラー、因果関係
- Authors: Joshua Foo, Sho Onoe, Magdalena Zych and Timothy C. Ralph
- Abstract要約: 量子光学モード選択フィルタとミラーの理論モデルを提案する。
私たちはこれらのデバイスを、それぞれテレフィルターとテレミラーと呼んでいます。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present new theoretical models for quantum optical mode-selective filters
and mirrors using continuous-variable teleportation. We call these devices
telefilters and telemirrors respectively. Both devices act as the identity
channel on a mode of interest from an input multi-mode field while filtering or
reflecting all the orthogonal modes. We utilise these models to analyse a
causality problem in relativistic quantum optics, specifically the apparently
acausal transmission and propagation of temporally delocalised wavepackets
through mode-selective mirrors. Firstly, we show how telemirrors - and thus
mode-selective operations generally - enact a fundamental time-delay on such
wavepackets, which is necessary in order to prevent violations of causality. In
an attempt to circumvent this delay, we next consider teleporting the
independent temporal components of the input field separately and continuously,
that is, performing operations on-the-run. In this scenario, the telemirror
transmits the mode of interest as well as orthogonal modes which carry with
them uncorrelated noise. In this scenario, the device may be considered
mode-discriminating but not mode-selective.
- Abstract(参考訳): 連続可変テレポーテーションを用いた量子光学モード選択フィルタとミラーの理論モデルを提案する。
これらをテレフィルタとテレミラーと呼ぶ。
どちらのデバイスも、全ての直交モードをフィルタリングまたは反映しながら、入力されたマルチモードフィールドから関心のあるモードの識別チャネルとして振る舞う。
これらのモデルを用いて相対論的量子光学における因果性問題、特にモード選択鏡による時間的非局在化波束の透過と伝播を解析する。
まず, テレミラーやモード選択操作が, 因果関係の違反を防止するために必要となる, ウェーブパックの基本的な時間遅延を果たす方法を示す。
この遅延を回避するために、入力フィールドの独立した時間成分を別々に、連続的に、すなわち実行中の操作をテレポートすることを検討する。
このシナリオでは、テレミラーは興味のモードと、それらと相関しないノイズを運ぶ直交モードを伝達する。
このシナリオでは、デバイスはモード識別されるがモード選択ではないと考えられる。
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