論文の概要: Near-maximal two-photon entanglement for quantum communications at 2.1
$\mu$m
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.10194v2
- Date: Mon, 25 Oct 2021 11:56:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 08:17:45.703594
- Title: Near-maximal two-photon entanglement for quantum communications at 2.1
$\mu$m
- Title(参考訳): 2.1$\mu$mの量子通信における最大2光子絡み合い
- Authors: Adetunmise C. Dada, J\k{e}drzej Kaniewski, Corin Gawith, Martin
Lavery, Robert H. Hadfield, Daniele Faccio, and Matteo Clerici
- Abstract要約: 2-から2.5-mu$mの波長帯は、日光量子通信の有望な候補である。
我々は、デバイス独立量子鍵分布をサポートすることができる2.1$mu$mの光子対を、ほぼ最大限に絡めて初めて実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9322743017642272
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Owing to a reduced solar background and low propagation losses in the
atmosphere, the 2- to 2.5-$\mu$m waveband is a promising candidate for daylight
quantum communication. This spectral region also offers low losses and low
dispersion in hollow-core fibers and in silicon waveguides. We demonstrate for
the first time near-maximally entangled photon pairs at 2.1 $\mu$m that could
support device independent quantum key distribution (DIQKD) assuming
sufficiently high channel efficiencies. The state corresponds to a positive
secure-key rate (0.254 bits/pair, with a quantum bit error rate of 3.8%) based
on measurements in a laboratory setting with minimal channel loss and
transmission distance. This is promising for the future implementation of DIQKD
at 2.1 $\mu$m.
- Abstract(参考訳): 太陽背景の減少と大気中の低伝搬損失により、2-から2.5-\mu$m波帯は日光量子通信の候補となる。
このスペクトル領域は、中空コアファイバーとシリコン導波路の低損失と低分散を提供する。
我々は、デバイス独立量子鍵分布(diqkd)をサポートする2.1$\mu$mの光子対を、チャネル効率が十分高いと仮定して、極端に絡み合うことを初めて実証する。
この状態は、最小チャネル損失と伝送距離を持つ実験室環境での測定に基づいて、正のセキュアキーレート(0.254ビット/ペア、量子ビットエラーレート3.8%)に対応する。
これは将来のDIQKDの実装に2.1$\mu$mで期待できる。
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