論文の概要: Transfer and teleportation of system-environment entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.00895v1
- Date: Fri, 2 Jul 2021 08:20:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-23 18:43:02.505598
- Title: Transfer and teleportation of system-environment entanglement
- Title(参考訳): システム環境絡みの移動とテレポーテーション
- Authors: Tytus Harlender and Katarzyna Roszak
- Abstract要約: 環境を考慮した双方向テレポーテーションについて検討する。
テレポーテーションをある方向に行うと、qubit$C$のポスト・テレポーテーション状態への相関の移動が伴うことがわかった。
反対に、新しいデコヒーレンス過程が起こらない場合、キュービットの状態だけでなく、環境との相関もユニットフィデリティとテレポートされている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study bidirectional teleportation while explicitly taking into account an
environment. This environment initially causes pure dephasing decoherence of
the Bell state which assists teleportation. We find that when teleportation is
performed in one direction it is accompanied by a transfer of correlations into
the post-teleportation state of qubit $C$, which results in decoherence of the
state. In the other direction, if no new decoherence process occurs, we find
that not only the state of the qubit but also its correlations with an
environment are being teleported with unit Fidelity. These processes do not
depend on the measurement outcome during telportation and do not differentiate
between classical and quantum correlations. If, on the other hand, the second
teleportation step is preceded by decoherence of the Bell state then the
situation is much more complicated. Teleportation and transfer of correlations
occur simultaneously, yielding different teleported qubit-environment states
for different measurement outcomes. These states can differ in the degree of
coherence of the teleported qubit, but only for an entangling
Bell-state-environment interaction in the first step of teleportation, can they
have different amounts of qubit-environment entanglement. In the extreme case,
one of the teleported qubit states can be entangled with the environment while
the other is separable.
- Abstract(参考訳): 環境を考慮した双方向テレポーテーションの研究を行っている。
この環境は最初、テレポーテーションを補助するベル状態の純粋なデコヒーレンスを引き起こす。
テレポーテーションが一方向に行われると、相関関係がqubit $c$のポストテレポーテーション状態へ転送され、結果として状態が非一貫性になる。
他方では,新たなデコヒーレンス処理が起こらない場合には,キュービットの状態だけでなく,その環境との相関関係を単位忠実度でテレポートしていることが分かる。
これらの過程はテルポーテーション中の測定結果に依存しず、古典相関と量子相関を区別しない。
一方、第2のテレポーテーションステップがベル状態のデコヒーレンスによって先行している場合、状況はさらに複雑である。
相関のテレポーテーションと転送は同時に発生し、異なる測定結果に対して異なるテレポーティング量子環境状態が得られる。
これらの状態は、テレポートされたキュービットのコヒーレンス度が異なるが、テレポーテーションの最初の段階でベル状態-環境相互作用が絡み合う場合のみ、異なる量のキュービット環境絡み合いを持つことができる。
極端な場合、テレポートされた量子ビット状態の1つは環境と絡み合うことができ、もう1つは分離可能である。
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