論文の概要: Tailored Ion Beam for Precise Color Center Creation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.11249v1
- Date: Fri, 23 Jul 2021 14:06:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-21 03:21:59.901563
- Title: Tailored Ion Beam for Precise Color Center Creation
- Title(参考訳): 精密色中心創製のためのテーラーイオンビーム
- Authors: A. Tobalina, C. Munuera-Javaloy, E. Torrontegui, J. G. Muga, J.
Casanova
- Abstract要約: ポールトラップから非常に単色なイオンビームを生成するユニタリ量子制御方式。
本稿では,ポールトラップから高単色イオンビームを発生させる一元的量子制御方式を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present a unitary quantum control scheme that produces a highly
monochromatic ion beam from a Paul trap. Our protocol is implementable by
supplying the segmented electrodes with voltages of the order of Volts, which
mitigates the impact of fluctuating voltages in previous designs and leads to a
low-dispersion beam of ions. Moreover, our proposal does not rely on
sympathetically cooling the ions, which bypasses the need of loading different
species in the trap -- namely, the propelled ion and, e.g., a $^{40}$Ca$^+$
atom able to exert sympathetic cooling -- incrementing the repetition rate of
the launching procedure. Our scheme is based on an invariant operator linear in
position and momentum, which enables us to control the average extraction
energy and the outgoing momentum spread. In addition, we propose a sequential
operation to tailor the transversal properties of the beam before the ejection
to minimize the impact spot and to increase the lateral resolution of the
implantation.
- Abstract(参考訳): 本稿では,ポールトラップから高単色イオンビームを生成するユニタリ量子制御方式を提案する。
このプロトコルは、セグメント電極にボルトのオーダーの電圧を供給することで実装可能であり、これにより以前の設計では変動電圧の影響を緩和し、イオンの分散ビームを発生させる。
さらに、この提案では、イオンを同調的に冷却することはせず、これはトラップ内で異なる種をロードする必要性を回避し、すなわち、推進イオンと、例えば、同調的に冷却することができる$^{40}$Ca$^+$原子が、発射手順の反復率を増大させる。
我々のスキームは、位置と運動量に線形な不変作用素に基づいており、平均抽出エネルギーと出力モーメントの拡散を制御することができる。
さらに,射出前のビームの横方向特性を調整し,衝突箇所を最小化し,インプラントの側方分解能を高めるためのシーケンシャルな操作を提案する。
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