論文の概要: Engineering steady entanglement for trapped ions at finite temperature
by dissipation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.05932v1
- Date: Wed, 13 Jul 2022 02:42:06 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-05 07:05:57.012681
- Title: Engineering steady entanglement for trapped ions at finite temperature
by dissipation
- Title(参考訳): 散逸による有限温度における捕捉イオンの工学的定常絡み合い
- Authors: Xiao-Qiang Shao
- Abstract要約: 本研究では,ラム・ディッケ限界における2つの閉じ込められたイオンの最大絡み合った定常状態の生成のための散逸法を提案する。
フォノン数変動に依存しない2つの粒子間の有効結合を得る。
以上の結果から,CHSHの不等式は有限温度でも広範囲のデコヒーレンスパラメータに対して破れることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We propose a dissipative method for preparation of a maximally entangled
steady state of two trapped ions in the Lamb-Dicke limit. By addressing the
trapped-ion system with a monochromatic standing wave laser pulse of frequency
resonant with the ionic transition and a microwave field coupled to the
ground-state transitions, we obtain an effective coupling between two
particles, which is independent of the phonon-number fluctuations. Meanwhile,
the controlled spontaneous emission of trapped ions is implemented via pumping
the metastable states upwards to the short-lived ionic states by an auxiliary
laser field. Combining the unitary processes with the engineered dissipation, a
deterministic Bell state can be produced irrespective of the initial states of
systems. Moreover, our result shows that the CHSH inequality can be violated
for a wide range of decoherence parameters, even at finite temperature.
- Abstract(参考訳): ラムダイク限界における2つの閉じ込められたイオンの最大絡み合った定常状態を作成するための散逸的方法を提案する。
イオン遷移に結合した周波数共振器の単色定在波レーザーパルスと基底状態遷移に結合したマイクロ波で捕捉イオン系に対処することにより、フォノン数変動とは無関係な2粒子間の有効結合を得る。
一方、捕捉されたイオンの制御された自然放出は、準安定状態から短寿命イオン状態への励起を補助レーザー場により行う。
ユニタリ過程と工学的散逸を組み合わせることで、システムの初期状態に関係なく決定論的ベル状態を生成することができる。
以上の結果から,CHSHの不等式は有限温度でも広範囲のデコヒーレンスパラメータに対して破れることが示された。
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