論文の概要: About Standpoints for Surmounting Reversibility and Recurrence Paradoxes
in Theoretical Thermodynamics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.12008v1
- Date: Mon, 26 Jul 2021 07:52:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-20 21:38:45.675439
- Title: About Standpoints for Surmounting Reversibility and Recurrence Paradoxes
in Theoretical Thermodynamics
- Title(参考訳): 理論熱力学における可逆性と再帰パラドックスの概観
- Authors: Yoshihiro Nakato
- Abstract要約: 本稿では,観測量に注意を払って,可逆性パラドックスを克服できることを示す。
再帰パラドックスは、内部から孤立した系を見れば上乗せできる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The reversibility and recurrence paradoxes are key issues that have been left
unsolved in researches on the foundation of thermodynamics since the 19th
century. This article shows that (1) the reversibility paradox can be overcome
if we pay attention to observed quantities, which represent net results of the
motion of a reversible character in the non-observable area and (2) the
recurrence paradox can be surmounted if we look at an isolated system from the
inside, in which there is no system with discrete energy levels. These
arguments confirm the validity of the reported conclusion that the origin of
the increase of entropy in an isolated system is the basic quality of
microscopic particles of spontaneously spreading into every possible spatial
area.
- Abstract(参考訳): 可逆性と繰り返しのパラドックスは、19世紀以降熱力学の基礎研究で未解決のままとなっている重要な問題である。
本稿では,(1)可観測領域における可観測文字の運動の純結果を表す観測量に注意を払っても可逆性パラドックスは克服可能であること,(2)非可観測領域における可逆性キャラクタの運動の再現性パラドックスは,内部から孤立系を観察した場合に克服できることを示す。
これらの議論は、孤立系におけるエントロピーの増加の起源は、あらゆる空間領域に自然に広がる微粒子の基本品質である、という報告された結論の妥当性を裏付けるものである。
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