論文の概要: Two-way quantum communication using four-qubit cluster state: mutual
exchange of quantum information
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.12169v2
- Date: Wed, 28 Jul 2021 04:42:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-21 05:12:51.668187
- Title: Two-way quantum communication using four-qubit cluster state: mutual
exchange of quantum information
- Title(参考訳): 4ビットクラスタ状態を用いた双方向量子通信:量子情報の相互交換
- Authors: Vikram Verma and Mitali Sisodia
- Abstract要約: 2人の正当な参加者は、量子チャネルとして4ビットクラスタ状態を使用することで、量子情報状態を相互にテレポートすることができる。
双方が協力し合わなければ、誰も彼らに送られた情報を再構築できない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In the present study, we have proposed a scheme for two-way quantum
communication in which the two legitimate participants mutually exchange their
quantum information to each other by using a four-qubit cluster state as the
quantum channel. Recently, by utilizing a four-qubit cluster state as the
quantum channel, Kazemikhah et al. [Int. J. Theor. Phys., 60 (2021) 378] tried
to design a scheme for the mutual exchange of quantum information between two
legitimate participants. However, in the present study, it has been shown that
in their scheme the transmission of quantum information cannot be realized
because the two participants are not entangled to each other due to a trivial
conceptual mistake made by Kazemikhah et al. in the description of the quantum
channel. Here, we have shown that two legitimate participants can teleport
quantum information states to each other by using a four-qubit cluster state as
the quantum channel, provided they co-operate with each other and perform
non-local controlled phase gate operation. If both participants do not
co-operate with each other, then no one can reconstruct the information sent to
them, and therefore the exchange of information is possible only when both
participants are honest to each other.
- Abstract(参考訳): 本研究では,2人の正統な参加者が,量子チャネルとして4ビットのクラスタ状態を用いて相互に量子情報を交換する2方向量子通信方式を提案する。
近年、量子チャネルとして4ビットのクラスター状態を利用することで、Kazemikhah et al。
[J. Theor. Phys., 60 (2021) 378] は、2人の正当な参加者間で量子情報の相互交換方式を設計しようとした。
しかし、本研究では、量子チャネルの記述において、カゼミハらによる自明な概念上の誤りのため、2人の参加者が互いに絡み合っていないため、量子情報の伝達は実現できないことが示されている。
本研究では, 量子チャネルとして4量子ビットのクラスタ状態を用い, 相互に協調し, 非局所制御位相ゲート操作を行うことにより, 2人の正統な参加者が相互に量子情報をテレポートできることを示す。
両参加者が相互に協力しない場合、相互に送られた情報を誰も再構築できないため、双方が正直である場合に限り情報の交換が可能となる。
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