論文の概要: On the logical error rate of sparse quantum codes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2108.10645v4
- Date: Fri, 13 May 2022 09:40:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-17 07:47:51.056688
- Title: On the logical error rate of sparse quantum codes
- Title(参考訳): スパース量子コードの論理誤差率について
- Authors: Patricio Fuentes, Josu Etxezarreta Martinez, Pedro M. Crespo, and
Javier Garcia-Frias
- Abstract要約: 本稿では,従来の符号化手法にインスパイアされた効率的なコセットベース手法を提案する。
提案手法は,Calderbank-Shor-Steane符号の族に対する計算上の優位性を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.26249027950824505
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The quantum paradigm presents a phenomenon known as degeneracy that should
improve the performance of quantum error correcting codes. However, the effects
of this mechanism are sometimes ignored when evaluating the performance of
sparse quantum codes and the logical error rate is not always correctly
reported. In this paper, we discuss previously existing methods to compute the
logical error rate and we present an efficient coset-based method inspired by
classical coding strategies to estimate degenerate errors. Additionally, we
show that the proposed method presents a computational advantage for the family
of Calderbank-Shor-Steane codes. We use this method to prove that degenerate
errors are frequent in a specific family of sparse quantum codes, which
stresses the importance of accurately reporting their performance. Our results
also reveal that the modified decoding strategies proposed in the literature
are an important tool to improve the performance of sparse quantum codes.
- Abstract(参考訳): 量子パラダイムは、量子誤り訂正符号の性能を改善するデジェネラシーとして知られる現象を示す。
しかし、このメカニズムの効果は、スパース量子符号の性能を評価する際に無視されることもあり、論理的エラー率は常に正しく報告されるとは限らない。
本稿では,従来からの論理誤差率計算手法を考察し,古典的符号化戦略に触発された効率の良いコセットベース手法を提案する。
さらに,提案手法はカルダーバンク・ソール・ステアン符号の系統に対して計算上有利であることを示す。
我々は,この手法を用いて,分散量子コードの特定のファミリーにおいて,退化エラーが頻繁に発生することを証明し,その性能を正確に報告することの重要性を強調する。
また,本論文で提案する復号化戦略は,スパース量子符号の性能向上のための重要なツールであることも明らかにした。
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