論文の概要: All-optical cat-code quantum error correction
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2108.12225v1
- Date: Fri, 27 Aug 2021 11:34:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-17 01:12:14.521885
- Title: All-optical cat-code quantum error correction
- Title(参考訳): 全光学キャットコード量子誤り訂正
- Authors: Jacob Hastrup and Ulrik Lund Andersen
- Abstract要約: 猫コードに対するテレポーテーションに基づく誤り訂正方式を提案する。
このスキームは、ネコ状態の振幅を回復しながら、単一光子損失を検出し、補正する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The cat code is a promising encoding scheme for bosonic quantum error
correction as it allows for correction against losses--the dominant error
mechanism in most bosonic systems. However, for losses to be detected
efficiently without disturbing the encoded logical information, one needs to
implement a parity measurement of the excitation number. While such a
measurement has been demonstrated in the microwave regime using a
superconducting transmon ancilla, it has remained unclear how it can be
implemented in the optical regime. Here, we introduce a teleportation-based
error-correction scheme for the cat code, using elements suitable for an
optical setting. The scheme detects and corrects single-photon losses while
restoring the amplitude of the cat states, thereby greatly suppressing the
accumulation of errors in lossy channels.
- Abstract(参考訳): 猫符号は、多くのボソニック系において支配的なエラー機構である損失に対する補正を可能にするため、ボソニック量子誤り訂正のための有望な符号化スキームである。
しかし、符号化された論理情報を妨害することなく効率よく損失を検知するためには、励振数のパリティ測定を実装する必要がある。
このような測定は超伝導トランスモンアンシラを用いてマイクロ波系で実証されているが、光学系でどのように実装できるかは未だ分かっていない。
本稿では,光学的設定に適した要素を用いて,cat符号のテレポーテーションに基づく誤り訂正方式を提案する。
この方式は猫の状態の振幅を回復しながら単一光子損失を検出し補正し、損失チャネルにおける誤差の蓄積を著しく抑制する。
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