論文の概要: Doubly-ionized lanthanum as a qubit candidate for quantum networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.01978v1
- Date: Sun, 5 Sep 2021 03:12:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-16 02:56:09.032495
- Title: Doubly-ionized lanthanum as a qubit candidate for quantum networks
- Title(参考訳): 量子ネットワークの量子ビット候補としての二重イオン化ランタン
- Authors: S. Olmschenk
- Abstract要約: 量子ネットワークの量子ビット候補として、二重イオン化ランタンを提案する。
原子の最低レベル間の遷移は赤外にあり、遠距離量子通信に適した直接の物質-光界面を可能にする。
イオンの豊富な超微細構造は、磁場に敏感な状態に格納された量子ビットと、原子-光子の絡み合いのプロトコルを許容する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose doubly-ionized lanthanum (La$^{2+}$) as a possible qubit candidate
for quantum networks. Transitions between the lowest levels in the atom are in
the infrared, enabling a direct matter-light interface amenable to
long-distance quantum communication. These transitions could also be used to
directly laser-cool trapped La$^{2+}$ ions. The rich hyperfine structure of the
ion may allow for a qubit stored in magnetic-field insensitive states, as well
as protocols for atom-photon entanglement.
- Abstract(参考訳): 量子ネットワークの量子ビット候補として二重イオン化ランタン (la$^{2+}$) を提案する。
原子の最も低いレベル間の遷移は赤外線にあり、長距離量子通信で直接物質-光界面を制御できる。
これらの遷移はLa$^{2+}$イオンを直接レーザー冷却するためにも用いられる。
イオンの豊富な超微細構造は、磁場に敏感な状態に格納された量子ビットと、原子-光子絡みのプロトコルを許容する。
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