論文の概要: Temperature estimation of an entangled pair of trapped ions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.05008v1
- Date: Fri, 10 Sep 2021 17:37:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-15 11:36:52.575283
- Title: Temperature estimation of an entangled pair of trapped ions
- Title(参考訳): 捕捉イオンの絡み合った対の温度推定
- Authors: O. P. de S\'a Neto, H. A. S. Costa, G. A. Prataviera, and M. C. de
Oliveira
- Abstract要約: イオンの長手振動モードの温度を簡易に推定する手法を提案する。
イオン相互作用を用いて、個々のイオンの温度を効果的に推定する。
圧縮熱貯留層によって導入されたイオン振動モードの1つの非古典性は、個々の温度の間接的推測を改善する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We apply estimation theory to a system formed by two interacting trapped
ions. By using the Fisher matrix formalism, we introduce a simple scheme for
estimation of the temperature of the longitudinal vibrational modes of the
ions. We use the ions interaction to effectively infer the temperature of the
individual ions, by optimising the interaction time evolution and by measuring
only over one of the ions. We also investigate the effect of a non-thermal
reservoir over the inference approach. The non-classicality of one of the ions
vibrational modes, introduced due to a squeezed thermal reservoir, improves the
indirect inference of the individual temperatures.
- Abstract(参考訳): 相互作用する2つのイオンからなる系に推定理論を適用する。
本研究では,フィッシャー行列形式を用いてイオンの縦振動モードの温度を簡易に推定する手法を提案する。
イオン相互作用を用いて個々のイオンの温度を効果的に推定し、相互作用時間の進化を最適化し、イオンの1つ以上を測定する。
また,非熱水貯留層が推定手法に与える影響についても検討した。
圧縮熱貯留層によって導入されたイオン振動モードの1つの非古典性は、個々の温度の間接的な推測を改善する。
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