論文の概要: Erasing the which-path information of photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.10467v2
- Date: Sun, 15 May 2022 13:25:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-14 01:31:11.410066
- Title: Erasing the which-path information of photons
- Title(参考訳): 光子の経路情報の消去
- Authors: Jinxian Guo, Qizhang Yuan, Yuan Wu, Weiping Zhang
- Abstract要約: 干渉計における量子粒子のどのパス情報が、量子粒子の過去を推測する鍵となる。
本稿では,ネストしたマッハ・ツェンダー干渉計における多次元経路情報の研究に焦点をあてる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.011338693841887
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Which-path information of a quantum particle in interferometers is the key to
infer the past of quantum particle. It arises many extensive discussions
including quantum complementarity and path-visibility relation. The basic of
these discussions are the description, detection and control of which-path
information. In this article, we focus on the investigation of multidimensional
which-path information in nested Mach-Zehnder interferometer. A general
expression of which-path information is given and can be partially extracted by
different detection method. Further analysis shows that the which-path
information can be controlled by the phase differences and beam splitting
ratios between the arms of nested Mach-Zehnder interferometer. Moreover, a new
which-path information elimination phenomenon has been predicted and
demonstrated experimentally. Our work can help to understand the physics of
quantum particles, potentially apply to quantum information process and quantum
metrology.
- Abstract(参考訳): 干渉計における量子粒子のどのパス情報が、量子粒子の過去を推測する鍵となる。
量子相補性と経路可視性関係を含む多くの広範な議論が生まれている。
これらの議論の基本は、経路情報の記述、検出、制御である。
本稿では,ネスト型マッハツェンダー干渉計における多次元正準経路情報の検討に着目する。
パス情報の一般表現を付与し、異なる検出方法により部分的に抽出することができる。
さらに解析した結果,入れ子型マッハツェンダー干渉計のアーム間の位相差とビーム分割比によって,どのパス情報を制御できることがわかった。
さらに,新たな経路情報除去現象を予測し,実験的に実証した。
我々の研究は量子粒子の物理を理解するのに役立ち、量子情報プロセスや量子気象学に応用できる可能性がある。
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