論文の概要: FCM: A Fine-grained Comparison Model forMulti-turn Dialogue Reasoning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.10510v1
- Date: Wed, 22 Sep 2021 04:16:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-09-23 13:49:15.017632
- Title: FCM: A Fine-grained Comparison Model forMulti-turn Dialogue Reasoning
- Title(参考訳): FCM : マルチターン対話推論のためのきめ細かい比較モデル
- Authors: Xu Wang, Hainan Zhang, Shuai Zhao, Yanyan Zou, Hongshen Chen, Zhuoye
Ding, Bo Cheng, Yanyan Lan
- Abstract要約: 本稿では,この問題に対処するための細粒度比較モデル(FCM)を提案する。
読解における人間の行動に触発され,各応答候補の表現の微妙な相違に着目した比較機構が提案されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 44.24589471800725
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Despite the success of neural dialogue systems in achieving high performance
on the leader-board, they cannot meet users' requirements in practice, due to
their poor reasoning skills. The underlying reason is that most neural dialogue
models only capture the syntactic and semantic information, but fail to model
the logical consistency between the dialogue history and the generated
response. Recently, a new multi-turn dialogue reasoning task has been proposed,
to facilitate dialogue reasoning research. However, this task is challenging,
because there are only slight differences between the illogical response and
the dialogue history. How to effectively solve this challenge is still worth
exploring. This paper proposes a Fine-grained Comparison Model (FCM) to tackle
this problem. Inspired by human's behavior in reading comprehension, a
comparison mechanism is proposed to focus on the fine-grained differences in
the representation of each response candidate. Specifically, each candidate
representation is compared with the whole history to obtain a history
consistency representation. Furthermore, the consistency signals between each
candidate and the speaker's own history are considered to drive a model to
prefer a candidate that is logically consistent with the speaker's history
logic. Finally, the above consistency representations are employed to output a
ranking list of the candidate responses for multi-turn dialogue reasoning.
Experimental results on two public dialogue datasets show that our method
obtains higher ranking scores than the baseline models.
- Abstract(参考訳): リーダボードでのハイパフォーマンスを達成するためのニューラル対話システムの成功にもかかわらず、推論スキルの不足のため、実際にユーザの要件を満たすことはできない。
根本的な理由は、ほとんどのニューラル対話モデルが構文的および意味的情報をキャプチャするだけでなく、対話履歴と生成された応答の論理的一貫性をモデル化できないためである。
近年,対話推論研究を容易にするために,マルチターン対話推論タスクが提案されている。
しかし, この課題は, 非論理的応答と対話履歴の差がわずかしかないため, 困難である。
この課題を効果的に解決する方法はまだ検討する価値がある。
本稿では,この問題に対処するための細粒度比較モデル(FCM)を提案する。
読解における人間の行動に触発され,各応答候補の表現の微妙な相違に着目した比較機構が提案されている。
具体的には、各候補表現を履歴全体と比較して履歴一貫性表現を得る。
さらに、各候補と話者自身の履歴との整合性信号は、話者の履歴論理と論理的に整合した候補を優先するモデルを駆動すると考えられる。
最後に、上記一貫性表現を用いて、マルチターン対話推論のための候補応答のランキングリストを出力する。
2つの公開対話データセットを用いた実験の結果,本手法はベースラインモデルよりも高いランキングスコアを得た。
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