論文の概要: Remotely Establishing Polarization Entanglement over Noisy Polarization
Channels
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.04159v2
- Date: Fri, 4 Mar 2022 07:22:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-12 01:05:15.485176
- Title: Remotely Establishing Polarization Entanglement over Noisy Polarization
Channels
- Title(参考訳): ノイズ分極チャネル上での偏光絡みの遠隔確立
- Authors: Sebastian Ecker, Philipp Sohr, Lukas Bulla, Rupert Ursin, Martin
Bohmann
- Abstract要約: 量子情報は光子の異なる自由度(DOF)で符号化することができる。
雑音のあるチャネル上で1つのDOFの絡み合いを忠実に分配できる決定論的絡み合い浄化プロトコルを実験的に実装する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The faithful distribution of entanglement over noisy channels is a vital
prerequisite for many quantum technological applications. Quantum information
can be encoded in different degrees of freedom (DOF) of photons, where each
encoding comes with its own advantages and disadvantages with respect to noise
resilience and practicality in manipulation. In this work, we experimentally
implement a deterministic entanglement purification protocol that allows us to
faithfully distribute entanglement in one DOF over a noisy channel and then
remotely transfer it to another DOF for manipulation. In particular, we
distribute robust energy-time entanglement and transfer it to polarization
entanglement at the communicating parties. The remotely obtained polarization
state is independent of the polarization noise during distribution and reaches
fidelities to a Bell state of up to 97.6%. Our scheme enables robust and
efficient polarization entanglement distribution in the presence of arbitrary
polarization noise, which is relevant for future large-scale quantum networks.
- Abstract(参考訳): ノイズチャネル上の絡み合いの忠実な分布は多くの量子技術応用にとって重要な前提条件である。
量子情報は異なる自由度(dof)の光子でエンコードすることができ、それぞれのエンコーディングには、ノイズのレジリエンスと操作の実用性に関して独自の利点と欠点がある。
本研究では,雑音のあるチャネル上で1つのDOFの絡み合いを忠実に分配し,遠隔で別のDOFに転送して操作する決定論的絡み合い浄化プロトコルを実験的に実装する。
特に,ロバストなエネルギー時間絡み合いを分散し,通信相手の分極絡みに伝達する。
遠隔取得された偏光状態は、分布中の偏光ノイズとは独立であり、最大97.6%のベル状態に達する。
本手法は,将来の大規模量子ネットワークにおける任意の分極雑音の存在下でのロバストで効率的な分極絡み合い分布を実現する。
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