論文の概要: Realization of a coupled-mode heat engine with cavity-mediated
nanoresonators
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.13022v1
- Date: Mon, 25 Oct 2021 14:57:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-10 07:53:27.518448
- Title: Realization of a coupled-mode heat engine with cavity-mediated
nanoresonators
- Title(参考訳): キャビティ型ナノ共振器を用いた結合モード熱エンジンの実現
- Authors: Jiteng Sheng, Cheng Yang, and Haibin Wu
- Abstract要約: オットーサイクルは2つの音速熱貯水池間での作業の抽出によって実現される。
ストレートツインのナノメカニカルエンジンは、通常のモードをエンジニアリングし、2つのシリンダーを段階外操作することで実現されている。
本研究は,空洞オプティメカルシステムにおいて,本質的な熱機関のクラスを初めて示すものである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.834164733422112
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We report an experimental demonstration of a coupled-mode heat engine in a
two-membrane-in-the-middle cavity optomechanical system. The normal mode of the
cavity-mediated strongly coupled nanoresonators is utilized as the working
medium and an Otto cycle is realized by extracting work between two phononic
thermal reservoirs. The heat engine performance is characterized in both normal
mode and bare mode pictures, which reveals that the correlation of two
membranes plays a significant role during the thermodynamic cycle. Moreover, a
straight-twin nanomechanical engine is implemented by engineering the normal
modes and operating two cylinders out-of-phase. Our results demonstrate an
essential class of heat engine for the first time in cavity optomechanical
systems and provide a novel platform for investigating heat engines of
interacting subsystems in small scales with controllability and scalability.
- Abstract(参考訳): 中間層キャビティ光学系における複合モードヒートエンジンの実証実験を行った。
キャビティを介する強結合ナノ共振器の正常モードを加工媒体として利用し、2つの音速熱貯留層間の作業抽出によりオットーサイクルを実現する。
熱エンジンの性能はノーマルモードとベアモードの両方で特徴づけられ、2つの膜の相関が熱力学サイクルにおいて重要な役割を果たすことが示されている。
さらに、通常のモードをエンジニアリングし、2つのシリンダーを段階外操作することで、ストレートツインナノメカニカルエンジンを実装した。
本研究は, 空洞オプティメカルシステムにおける本質的な熱エンジンのクラスを初めて示すとともに, 制御性と拡張性を有する小規模の相互作用サブシステムの熱エンジンを探索するための新しいプラットフォームを提供する。
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