論文の概要: Collective enhancement in dissipative quantum batteries
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.15490v2
- Date: Wed, 1 Jun 2022 06:27:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 23:04:15.836764
- Title: Collective enhancement in dissipative quantum batteries
- Title(参考訳): 消散型量子電池の集団強化
- Authors: Javier Carrasco, Jer\'onimo R. Maze, Carla Hermann-Avigliano, Felipe
Barra
- Abstract要約: 共振器の単一電磁界モードに結合した非相互相互作用量子ビットを$N$で構成した量子電池について検討した。
我々は, エネルギー, エルゴトロピー, 転送速度, パワーを定量化し, 損失にもかかわらず, 集合的拡張がまだ存在し, 散逸とともに増大することを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.4588028371034407
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study a quantum battery made out of $N$ non-mutually interacting qubits
coupled to a dissipative single electromagnetic field mode in a resonator. We
quantify the charging energy, ergotropy, transfer rate, and power of the
system, showing that collective enhancements are still present despite of
losses, and can even increase with dissipation. Moreover, we observe that a
performance deterioration due to dissipation can be reduced by scaling up the
battery size. This is useful for experimental realizations when controlling the
quality of the resonator and the number of qubits are limiting factors.
- Abstract(参考訳): 共振器内の単一電磁界モードと非ミュータント相互作用量子ビットを結合したn$の量子電池について検討した。
我々は, エネルギー, エルゴトロピー, 転送速度, パワーを定量化し, 損失にもかかわらず, 集合的拡張がまだ存在し, 散逸とともに増大することを示した。
また,バッテリサイズのスケールアップにより,消散による性能劣化を低減できることを確認した。
これは共振器の品質と量子ビットの数が制限因子である場合の実験的実現に有用である。
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