論文の概要: Long-distance twin-field quantum key distribution with entangled sources
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.03775v1
- Date: Sat, 6 Nov 2021 02:01:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 00:18:05.567980
- Title: Long-distance twin-field quantum key distribution with entangled sources
- Title(参考訳): 絡み合った源をもつ長距離双フィールド量子鍵分布
- Authors: Bing-Hong Li, Yuan-Mei Xie, Zhao Li, Chen-Xun Weng, Chen-Long Li,
Hua-Lei Yin, Zeng-Bing Chen
- Abstract要約: 本稿では,TFQKDを中央に絡み合ったコヒーレントな状態源で実装し,その範囲を拡大する手法を提案する。
我々の研究は、長距離セキュア通信に向けた有望なステップであり、将来のグローバル量子ネットワークと非常に互換性がある。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.334669226849793
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Twin-field quantum key distribution (TFQKD), using single-photon-type
interference, offers a way to exceed the rate-distance limit without quantum
repeaters. However, it still suffers from the photon losses and dark counts,
which impose an ultimate limit on its transmission distance. In this letter, we
propose a scheme to implement TFQKD with an entangled coherent state source in
the middle to increase its range, as well as comparing its performance under
coherent attacks with that of TFQKD variants. Simulations show that our
protocol has a theoretical distance advantage of 400 kilometers. Moreover, the
scheme has great robustness against the misalignment error and finite-size
effects. Our work is a promising step toward long-distance secure communication
and is greatly compatible with future global quantum network.
- Abstract(参考訳): 単一光子型干渉を用いたツインフィールド量子鍵分布(TFQKD)は、量子リピータを使わずに比抵抗限界を超える方法を提供する。
しかし、それでも光子損失と暗黒数に悩まされており、送信距離は極端に制限されている。
本報告では,中央に絡み合ったコヒーレント状態ソースを持つtfqkdを実装し,その範囲を増加させるとともに,コヒーレント攻撃時の性能をtfqkd変種と比較する手法を提案する。
シミュレーションによると、我々のプロトコルは理論的に400kmの利点がある。
さらに、このスキームは、ミスアライメントエラーと有限サイズ効果に対して非常に堅牢である。
我々の研究は長距離セキュア通信に向けた有望なステップであり、将来のグローバル量子ネットワークと非常に互換性がある。
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