論文の概要: Quantum dissipative adaptation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.08605v1
- Date: Tue, 16 Nov 2021 16:40:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-07 23:52:39.028938
- Title: Quantum dissipative adaptation
- Title(参考訳): 量子散逸適応
- Authors: Daniel Valente, Frederico Brito and Thiago Werlang
- Abstract要約: 散逸適応は、広く駆動される古典的な多体系における自己組織化を説明する一般的な熱力学機構である。
そこでは, ゼロ温度無限環境に付加される単一光子パルスを, 3レベルシステムにおける作業源とする, 完全量子化完全可解モデルを用いる。
本研究では,環境の適応可能性,吸収作業,放熱,情報エントロピーの変動に関連する一組の等式を求める。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Dissipative adaptation is a general thermodynamic mechanism that explains
self-organization in a broad class of driven classical many-body systems. It
establishes how the most likely (adapted) states of a system subjected to a
given drive tend to be those following trajectories of highest work absorption,
followed by dissipated heat to the reservoir. Here, we extend the dissipative
adaptation phenomenon to the quantum realm. We employ a fully-quantized exactly
solvable model, where the source of work on a three-level system is a
single-photon pulse added to a zero-temperature infinite environment, a
scenario that cannot be treated by the classical framework. We find a set of
equalities relating adaptation likelihood, absorbed work, heat dissipation and
variation of the informational entropy of the environment. Our proof of
principle provides the starting point towards a quantum thermodynamics of
driven self-organization.
- Abstract(参考訳): 散逸適応は、広く駆動される古典的な多体系における自己組織化を説明する一般的な熱力学機構である。
これは、与えられた駆動を受けるシステムの最も可能性の高い(適応された)状態が、最も高い作業吸収の軌跡に続くものになりがちであることを示す。
ここでは、散逸適応現象を量子領域に拡張する。
3レベルシステムにおける作業源は、ゼロ温度無限環境に加えられた単一光子パルスであり、古典的なフレームワークでは処理できないシナリオである。
本研究では,環境の適応可能性,吸収作業,放熱,情報エントロピーの変動に関連する一組の等式を求める。
原理の証明は、駆動自己組織化の量子熱力学への出発点となる。
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